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時代の変わり目なのかな

株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:締め切り効果 – livedoor Blog(ブログ)

ここが実は世紀の節目なのかもしれません。00年代は20世紀の尻尾でありその終わりは今年から始まり(既に数年前から始まってたのかも)数年かけて21世紀に切り替わっていくのかもしれません。主力産業の急激な凋落ぶり、あるいはメッキのはげ落ち方は妙に象徴的に感じるのです。先日、買わない時代ということを書きました。21世紀になるというのは、そういうことなのかもしれません。単に生活防衛のために一時的に買うのを控えるのではなく、歴史上かつて無いほどにモノが溢れかえってしまった今という時代においては、買わされる事への嫌悪感が表出するのかもしれません。あるいは買わないことがステータスにすらなっていくのかもしれません。買えないのではなく買わない。「いらない」と表明することの潔さが心地良いとされていくのかもしれません。
個人的には2011年になってようやく底を打ち、2012年くらいから見通しの明るさを実感出来るようになるのではないかと感じています。数字にはねてくるのは2013年以降ではないかと感じています。それまでは一時的に良くなるような感じがしても、膿が出きってない状態であって、すぐに反動が来て再び落ちるように思えます。そうはなって欲しくないですし何の根拠もなく89年当時同様に皮膚感覚だけで思っているので何ら主張するものではないのですが、それくらいの覚悟を持って事に当たる必要があるのだろうと、会社経営をする身としては慄然としています。

00年代が20世紀のおまけで、これからが本当の新世紀という感覚は共感できました。

私の感覚ではこの恐慌は5年ぐらい続くと思うのですが、羽生さんもだいたい似た感覚か。

羽生さんは「買わない時代」と表現していますが、今後この恐慌を抜けてもおそらく今までのようなとにかく消費する時代は終わってきているのだと思います。羽生さんが書いているようなあえて買わない時代が来るとともに、自分にあった必要なものを自分で作るという時代が来ているのだと思います。これはオライリーのmakeと言った雑誌を中止とした工作のムーブメントやオープンソースソフトウェアの活動、あるいオープンソースハードウェア・Gainerのようなもの、サービスのマッシュアップ。もう少しマーケティング的に言えばプロシューマが中心に経済が動く状況になっていくのかもしれません。

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