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確かに5年間主流でいられる実装技術は少ない

あなたが知っていることはすべて5年以内に陳腐化する

AjaxにAtlasはここMIX06の会場で本日のホットトピックとなっているが、5年後も私たちはそれを使い続けているだろうか? それはちょっとありそうにない。
私は新しい技術を学ぶことを重視しているが、新しい技術に没頭するというのは、同じ場所に居続けるために全力で走っているにすぎない。どこか別な場所に行こうと思ったら、2倍速く走らなければならないのだ。それは5年たっても陳腐化しないようなトピック——人間的側面とデザイン——について学ぶということだ。そしてそれは私の推薦図書リストがテーマとしているものだ。もしあなたがこのリストの最初の5冊を読んでいないのなら、自分にこう問うてみるといい。「自分は同じ場所に居続けるために全力で走るので精一杯なのではないか?」

リンク先と引用した文書は最近僕が書いていることと基本的には同じです。実装技術は学ばなければ動くものは作れませんが、それはいずれはなくなっていく(揮発していく)物です。そればかり追いかけていても今のままです。少しでも自分が良くなりたい、違う場所に立ちたいと思うなら、それらから少し引いてもう少し広く見渡せるように変わらない物、概念的な技術、基礎的な技術、そして技術以外のことを身につけ、それらを広く物事を見渡せるようになるための踏み台にするのです。踏み台が高くなれば見渡せる範囲も広くなるし、その結果として何に向かって走れば一番良いのかもわかります。無駄に走らなくて良くなるのです。
目標を見間違えれば無駄に2倍で全力疾走しなくてはなりません。
どうか皆さんのその踏み台が見張り台ほど、東京タワーほど高くなりますように。

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