WinFXその4

WinFXの詳細がわかってくるにつれ、はっきりしたことは、もはやデスクトップでWindowsにかなう物はないという事実だ。Avalonは現状のX11ベースのUnixデスクトップを完全に時代遅れの物にしてしまい、Linuxのデスクトップへの進出も停滞してしまうだろう。

何か劇的なこと(そうAvalonのような何か)が起こらない限り、Unix/Linuxマシンは結局データセンターのラックの中に収まり、デスクトップには乗ってこない地味な存在に落ち着くのではないか。

何か劇的なことの一つとしてはMacOSXにヒントがあるとおもう。Unix/Linuxがgnomeを捨て、X11を捨て、統一された新たなGUI環境、そしてプログラミング実行環境(おそらくJavaベースが最適)を構築することができればWindowsに対抗できるようになるかもしれない。

WinFXその3

スラドとかを呼んでいると何かもう、WIN32API やNTFSやGDIが無くなってしまうような書かれ方をしていますが、実際にはちゃんと存在しています。ではLonghorn登場時にビジネスアプリケーションをWIN32APIネイティブなコードを書くことが正解かと言えばそうではないような気もしますが、ネイティブコードで書く必要があるソフトウェアがあることも事実です。

たとえば、Oracle ServerやMS SQL Serverがすべてマネージドコード書かれるという状況は非常に考えにくいでしょう?

WinFXその2

WinFXですが、冷静に見ると今の.net Frameworkとは違うところが結構ありそうです。特に違うのがSystem.Windows名前空間で、今までSystem.Windows.Form以下にあったはずのUIコントロールがSystem.Windows名前空間に移動していたりします。ですので、現在の.net Frameworkのコードをそのまま変更なしにWinFXに移行することは難しそうです。(バイナリはSide by sideでちゃんと動作すると思いますけど)

ですので、今後の我々がとるべき戦略としては、マネージドコードでソフトウェアシステム構築するというのは「当たり前」としても、プレゼンテーションレイヤとビジネスロジックレイヤを明確に分離するように設計し、来るべきプレゼンテーションレイヤの更新に備える必要があります。(ついでに書くならデータアクセスレイヤも「どうせ」書き換えが必要になるので、これも交換可能なように設計した方がよろしいでしょうな。)

WinFX

今アメリカではPDCが行われています。

ということで?PDCでLonghornがお披露目って言うか、そのAPIセットであるWinFX(こっちの方が大事)が発表されました。その内容は予想通りというか、やっぱりというかネイティブコードよさようなら、マネージドコードよこんにちわ。

ということで、だから言ったじゃーんとOPC-Fに言ってやりたい。言ってやりたい。

もうDCOMだめぽ。だからってWeb Serviceにすれば幸せなのかよ。そんなことねーぞ。

OPC UNIFIED ARCHITECTURE

OPC TRANSITIONS TO UNIFIED ARCHITECTURE FOR GLOBAL INTEROPERABILITYというプレスリリースがOPCファウンデーションから発表されました。内容極めて掻い摘んでしまうと、題名から期待される物とはほど遠くOPCを現状のCOM/DCOMベースのアーキテクチャをXML Web Serviceへ移行させるよって言うことなんですが、個人的には「あー。」って感じですね。

ぼちぼちと書いていますが、OPC DAはXML Web Serviceなんぞで扱うほど大きな粒度を持ったコンポーネントじゃねぇっつーの。もっと細かいんだからバイナリーインターフェイスじゃねーとねー。

この先OPCも長くないかも。デファクトなしの暗黒時代に逆戻りかなー。まぁせこせことDCOMでつなげばいいですけど。

Visual Studio .NET 2003 最新ドキュメントへのアップデート

Visual Studio .NET 2003 最新ドキュメントへのアップデートという物がでました。

MSDN用の物で、120MB。巨大。しかしドキュメントのパッチがでるとは。

内容的には評判の悪かった、フレームワークの各クラスのコードサンプルが強化されている模様。

書評: 実践C++/C# .NETプログラミング

今日Amazonから届いて、斜め読み。

CLRや、クラスライブラリの説明が詳しく、丁寧で、好感が持てます。特にCLR上でのコンテキストの扱いについて日本語で書かれた数少ない書籍だと思う。ただ、CLR自体の解説はDon Boxの.NET Essentialほどではないので、心配しなくても大丈夫です。(笑い)これは、足りないと言うことではなくて、実際にソフトウェア開発を行う上では必要十分な内容ということです。

少なくとも、今から.netでソフトウェア開発を行い始める人の為の本ではありませんが、一通り、入門書や、SDKのチュートリアルを終えた人にはよい本だと思います。入門書ではとばしがちな、CLRについての体系的な技術情報、リモーティング、クラスライブラリの詳細、デバッグ方法についての知識を得ることができます。これで物足りないようであれば、.net essentialでも、ECMAのCLI仕様書でも好きな物を読み進めてくださいませ。

あと、Managed C++についての(日本語の)情報に飢えている一部の方に朗報です。今すぐこの本を手にしましょう。たぶんこの本を逃すとしばらく出てこないと思います・・・。

実践C++/C# .NETプログラミング

Richard Grimes著 宇野俊夫訳

翔泳社

ISBN4-7981-0348-9

No Code, No Life.

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