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MS, Windowsにおける「ネイティブ」の定義

皆さん、Windowsにおける「ネイティブ」アプリケーションってどういうイメージを持たれてますか?一般的なところでは、.NETやJavaのような実行ランタイムや仮想マシン上で動作するものや、スクリプト言語では無く、コンパイル結果が直接マシンコードとなり、CPUが直接実行していくようなアプリケーションを想像されるのではないでしょうか。

ついこの間までMSもこういう使い方をしてきたと思います。

しかしながら、今年に入って、特にTech Ed North America、今回のbuild辺りから特にこの「ネイティブ」の取り扱いが変わってきました(ように思います)。

下の図はThe .NET Technology Guide for Business Applicationsという最近MSが出してきたペーパーからの抜粋になります。

 

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ここでは”Native Application”は従来のVC++ + MFCで開発されたようなものだけで無く、HTML5+JSで開発されたものを含めたStore App, .NET Application, WP8までが”Native Application”とカテゴライズされたようです。”Native Application”では無いものは純粋なブラウザを使うWebアプリケーション、そしてSilverlightよさようなら(ついでにFalshも)と。

なので、これから”Native Application”とか「ネイティブ」とかMSからメッセージが発せられた場合にはそれが何を刺すのかよくよく聞いて判断した方が良さそうです。

なにかiOSみたいですね。(棒読み)

とは言っても、これはレガシーなエスタブリッシュドパタンでのお話。これからのMSの主戦場はエマージングパタンの方ではないですかね。稼ぎ頭はしばらく前者の方だとは思いますけど。

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