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Update to Update

What’s in Store : Update to the Update
前の記事WinFs Updateの反響の大きさからか、あまりにネガティブなコメントが多いからか、目立ったコメントに対する解答が書かれている。
基本的には先の記事に書かれているように、WinFSは独立したコンポーネントとしては提供されないが、WinFSのビジョンはADO.NET vNextやkatmai(次期SQL Server)に継承されていくということを説明している。
実際にはWinFsは撤退なわけだけど、前回記事という今回の記事といい、どうにも歯切れが悪い。これは外面どうこうより、開発者たち自身の未練の方が大きいような気もする。
また、WinFsが流れた原因は技術的難しさもあるが、僕たちがあまりにもUnix的な階層構造を持ったファイルシステムになれすぎていて、WinFsのようなファイルシステムの利点を直感的に理解できず、そのため要求も少なく、開発の優先順位が下がっていってしまうことはあると思う。
ただ、WSSのようにRDBMSをファイルシステムとして使ってある程度成功している事例もあり、WinFs的なものが全くだめだとも、使いづらいとも思わない。結局のところそれによって何を得られるかが良くわからないってだけだ。その提示は弱かったと思う。

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