「アルゴリズム+データ構造=プログラム」? 本当に? Rogue Engineer’s Diary / やさぐれ日記(2005-11-13)
「アルゴリズム+データ構造=プログラム」
↓
「アルゴリズム+データ構造+インターフェイス=プログラム」
と言う提案。
プログラムのスコープが単一のモジュール、数少ないプロシージャ(サブルーチン)の組み合わせによる単一ソフトウェアを実行する時代と、多数のモジュールの組み合わせによるソフトウェアシステムの時代の違いかと思う。
これも科学ではなく技術的な正しさが優先する事の一つだと思う。
コメント
こんにちは、
> これも科学ではなく技術的な正しさが優先する事の一つだと思う。
僕もあの文章を書いた直後は、「インタフェース」に対する意識の有無というのは
コンピュータサイエンス(科学)とソフトウェアエンジニアリング(技術)の違いであると思っていました。
ところが…すこし落ち着いて考えてみると、コンピュータサイエンスの世界でも
ADT(抽象データ型, Abstract Data Types)が登場している1974年(*)あたりから、
既にプログラミング・インタフェースを強調していたり、またユーザインタフェースの
分野は1960年代から盛んに行なわれていたり、という事実があったりするのでした。
ということで、今は科学対技術の問題ではなく、研究の進展に対する正しい認識(キャッチアップ)が
なされているか否かの問題であると、僕はとらえています。
(*) “Programming with abstract data types” (Barbara Liskov and Stephen Zilles)
こんにちは、
> これも科学ではなく技術的な正しさが優先する事の一つだと思う。
僕もあの文章を書いた直後は、「インタフェース」に対する意識の有無というのはコンピュータサイエンス(科学)とソフトウェアエンジニアリング(技術)の違いであると思っていました。
ところが…すこし落ち着いて考えてみると、コンピュータサイエンスの世界でもADT(抽象データ型, Abstract Data Types)が登場している1974年(*)あたりから、既にプログラミング・インタフェースを強調していたり、またユーザインタフェースの分野は1960年代から盛んに行なわれていたり、という事実があったりするのでした。
ということで、今は科学対技術の問題ではなく、研究の進展に対する正しい認識(キャッチアップ)がなされているか否かの問題であると、僕はとらえています。
(*) “Programming with abstract data types” (Barbara Liskov and Stephen Zilles)
ttp://dx.doi.org/10.1145/942572.807045
すみません、ヘンな重複が入ったコメントを送ってしまいました…_| ̄|○
もしも修正できるならば直していただければ幸いです。
無理な場合には各人による脳内修正をお願いする次第です :)