@江青日記の昨日分を読んで、私もくーすは書籍として出版されるべきものだろうと思いました。
マイクロソフトはソフトウェアファクトリでこの先突っ走って行くのでしょうが、いつ如何なる時、如何なる場所でもソフトウェアファクトリが正しいかといえば、それは話が別でしょう。比較的小規模なシステム開発が主で、客先の業種が固定できないような、つまりは地方にたくさんあるSIerではソフトウェファクトリが必要とされることはまずないでしょう。プロダクトラインの整備に投資する正当性がありません。それよりも、軽量で顧客のニーズにもう少し細かくこたえていく開発方法が適しているように思います。
くーすはSeasar2とJavaで開発を行うためのICONIXを元にした方法論ですが、基本的には.NETでの開発でも応用できると考えています。そういう意味でも多くの人に、特に非Javaで開発をしている方々にくーすを知ってもらうのにも書籍化は良い話だと思うのですが。
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ソフトウェアファクトリにおけるプロダクトライン整備は当然投資として行われるのですよね。お客様の出す個別案件の開発中に、そのお金でそのための作業したりはしないのですよね。だとすると多くの会社ではその負担は難しいのではないですか。
方法論に対しての技術的な話も結構ですけど、こういう泥臭いところの話もないと現実味がない。
22:07追記
本日分の日記を拝見させていただきました。DDJですか懐かしい。この雑誌が販売部数が伸びず、雑誌名が変わり、それでも打ち切りとなったときには、日本のプログラマーのレベルも地に落ちたものだと悲嘆にくれましたよ。その後、msdnマガジンの日本語版が休刊となったときも同じような気持ちになりました。
最近ではNextエンジニアがなくなったのも痛かった。独学精進の身としてはどうすればいいのって感じです。
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