それは技術に対するパースペクティブを広く確保せずに近視眼的な視点でしか技術をみないでいると、個人として色々なリスクを抱えることになるからだ。
リスクの一つとしては過去との関連性を見ずに、全く新しいと思ってしまうと、過去の学習成果を利用せずに学習をしてしまうこととなってしまうので学習に対するコストが高くなってしまう。
リスクの二つめとしては、過去失敗した技術の焼き直し、あるいは作り直しを、全くすばらしい技術と間違えて謝った投資をしてしまう事が考えられる。
リスクの三つ目としては、一つめ二つめの総合として、きわめて短いサイクルで学習と、自己投資を繰り返すことになってしまうからだ。
近視眼的な視線で技術を見てしまうと、技術の移り変わりがきわめて早く見えてしまうので、次から次に新しい事を学び、自己投資を繰り返していかなければならないように見える。しかしながら高い土台の上に立ってパースペクティブを広く持てば先の予想を立て、計画的に学習や自己投資を考えることが出来る。これにより僕は技術者として生活していくためのリスクを減らすことが出来ると考えている。
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