希望は突然やってくる:江島健太郎 / Kenn’s Clairvoyance
これは、ニッポンIT業界絶望論のフォローアップ。
時代が自分についてくると信じて信念を持って進むか、今の自分の立ち位置に絶望してしまうのかだと思う。
そういう大変化に向けてSI企業に勤めるイノベーター・ワナビーはどのような心構えでいればよいのかというと、実はもうやるべきことは見えているはずだ。それが見えていない人はまず素養がない。オープンソースのプロジェクトに参加するとか、自宅のサーバで個人でサービスを立ち上げてみるとか、自分の学んだことをブログに書くとか、とにかく会社とは関係のないパブリックな場所で何かアウトプットを出してみる。あるいはパブリックにやる度胸がなくても、既存のソフトやサービスにちょっとしたパッチを書いて送るとか、バグレポートをするだけでも十分よい訓練になる。給与ドロボー大いに結構。会社につぶれてもらってもかまわないが、あなたにつぶれてもらっては困る。
自分の入っている井戸が十分なのか考えてみること。その井戸から青空は見えるんだろうか。
井戸からはい出て、見晴らしの良い丘の上に上がってみよう。井戸以外にすばらしい世界が広がっていて、井戸の中が絶対ではないことがかわかる。絶望をするのはそれからで良い。ただ井戸をはい上がるための努力は必要だ。ただ、それは江島氏が書いているようにほんのちょっとしたことだ。
優先順位を考え直してみること。大事なのは自分自身だ。会社という名の井戸ではないはずだ。
コメント
井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る・・・ですな。石坂大人は、色々な意味で(wとても井戸の中で生きていける大きさではないが。