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書評: 実践C++/C# .NETプログラミング

今日Amazonから届いて、斜め読み。

CLRや、クラスライブラリの説明が詳しく、丁寧で、好感が持てます。特にCLR上でのコンテキストの扱いについて日本語で書かれた数少ない書籍だと思う。ただ、CLR自体の解説はDon Boxの.NET Essentialほどではないので、心配しなくても大丈夫です。(笑い)これは、足りないと言うことではなくて、実際にソフトウェア開発を行う上では必要十分な内容ということです。

少なくとも、今から.netでソフトウェア開発を行い始める人の為の本ではありませんが、一通り、入門書や、SDKのチュートリアルを終えた人にはよい本だと思います。入門書ではとばしがちな、CLRについての体系的な技術情報、リモーティング、クラスライブラリの詳細、デバッグ方法についての知識を得ることができます。これで物足りないようであれば、.net essentialでも、ECMAのCLI仕様書でも好きな物を読み進めてくださいませ。

あと、Managed C++についての(日本語の)情報に飢えている一部の方に朗報です。今すぐこの本を手にしましょう。たぶんこの本を逃すとしばらく出てこないと思います・・・。

実践C++/C# .NETプログラミング

Richard Grimes著 宇野俊夫訳

翔泳社

ISBN4-7981-0348-9

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