ソフトウェア開発はなぜ難しいのか ~「人月の神話」を超えて (技評SE選書)
ブルックスの「人月の神話」を踏まえ、ソフトウェアエンジニアリングの歴史を網羅し、そのれぞれの問題点を踏まえ、それらについて解説した本。
ブルックスの著作を読み終わっており、ソフトウェアエンジニアリングについての知識を持っているなら第4章から読み進めてもかまわないかもしれない。
最後の最後で『新しいパラダイムでも本質的困難は普遍的であり、これをあるがままに受け入れる姿勢が求められている。』と身も蓋もなく救いの無い文で終わっているが、これはおそらく人間がソフトウェア開発を続けている限り逃げ切れないものなんだろうと思う。
(以上ブクログから再掲)
追記:
脚注がすばらしい。更なる学習への道筋を示している。同様に巻末の読書ガイドも秀逸。
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