連絡をいただいたことにあまりも突然で自分の中でどう処理をして良いのかわからず、とりあえずキーボードをたたき始めている。
私にとっての恩人であり、勝手に師だと思ってきた柳原秀基氏が昨日亡くなられた。享年58歳。講義中に突然倒れたとお聞きしている。
早い、早すぎる。まだお聞きしたいこと、お話ししたい事があるのに。
私がIT勉強会に参加するようになり、ましてや運営側に回るようになったのは故人との出会いがきっかけであり、勝手に故人に及ばなくとも近づこうと今まで続けてきた。
そもそも、今でこそ教育機関が主催では無い、有志によるコミュニティベースのIT系の勉強会やプログラミングの勉強会は、ブームと言っていいほど盛況で定着もしてきているが、故人と初期のメンバーがNT-Committee2を立ち上げた時にはそれほど一般的でも無く、草分け的なコミュニティで、ここを母体として、多くのコミュニティに枝分かれをし、影響を特に人材面での影響を与えてきた。恐らく私もその末席の一つを汚している。いや私はそこまででもないな。
亡くなられた故人に対して、生き残った私が何をすべきか問い続けているが、ITの勉強会を続けていくことぐらいしか思いつかない。傲慢にも故人から何かを引き継げるとしたらそれしか無いように思えるからだ。僕の行動を通して誰かが引き継ぐと信じて。故人のミームに感染した物として。
柳原さんの新たな旅立ちの安寧をお祈りいたします。
平成26年7月3日
石坂忠広
追記。
山近さんがFBでご葬儀についてまとめてくださっていますので、こちらでもご連絡を。
私は明日休暇の調整はついたものの、最短でも鳳駅に10:42にしか付けず、送れての参列になります。ご遺族、関係各位にご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
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