社保庁:相談窓口のオンライン端末トラブル 23県で-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
県単位で障害の有る無しが出ているようなので、通信管理装置もしくは通信管理用のプロセッサが一部が過負荷でダウンしたんじゃないんですかね。おそらく県毎や複数の都道府県の端末をまとめる形で通信管理装置と端末をひも付けしていたんでしょう。CPUの処理能力が追いつかなくて、メッセージキューがオーバーフローしたとか、端末ホスト間のタイムアウトが発生しすぎてさらなるタイムアウトを呼ぶという連鎖反応が起きたのかもしれません。ちょっと技術的な部分では問題としては重そうな気がします。通信管理装置の増設とかお金もかかりそうです。
社会保険庁のシステムは不透明な調達過程と高すぎる保守料で数年前に問題になったように思いますが、その保守料ってなんなんでしょう。
しかし、ここ数年この手の端末・ホスト間の負荷が高くなって、システムダウンが発生する時例が多いなぁ(最近はANA)。下手に通信周りだけオープンシステムを使おうとかするからいけないんだと言ってみたりしておきます。うーんUnix/LinuxやWindowsではここ一番の踏ん張りはきかないのか。まだ、(メインフレームのシステムに比べ)安定性に問題があるのかな。少なくともハードウェアに関しては、(特にPCベースだけど)ちょっと心を入れ替えないと、真のエンタープライズ領域は厳しい気がする。まっ、この話は今回の事件とはなんの関係もたぶん無いと思います。今回の事件は単純に今までどういうわけか(笑い)暇すぎた社会保険庁のシステムが突然忙しくなったんで、びっくりしただけでしょうね。
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