Category Archives: 発想・思考

Project Silica, データを強化石英ガラスに保存するマイクロソフトのテストプロジェクト

Microsoft and Warner Brothers collaborate to store and retrieve the 1978 ‘Superman’ movie on a piece of glass roughly the size of a drink coaster.

情報源: Project Silica proof of concept stores Warner Bros. ‘Superman’ movie on quartz glass

マイクロソフトリサーチとワーナーは映画の映像データを石英ガラスの中に保存することに成功したと発表しました。Project Silicaと言うこのマイクロソフトの研究は、「コールドデータ」と呼ばれる長期保管(アーカイブ)されるデジタルデータの保存期間を半永久的にする事が目的です。通常このようなデータは磁気メディア(大抵は磁気テープ)に保存されますが、磁気テープがデータを保持できる期間は数十年で且つ場所を取ります。Project Silicaでは強化石英ガラスの中にデータを立体的に刻み込むので、半永久的に保存できる上、スペースを節約することが出来ます。

壊れやすいワイングラスや電球とは異なり、データストレージに使用される石英ガラスの正方形は、驚くほど破壊しにくいものです。早い段階で、研究チームは500度のオーブンで1つを焼き、電子レンジで焼き、沸騰させ、スチールウールで傷つけようとしました。そして、彼らがデータを読み返したとき、それはすべてそこにありました。

「反論や批判を待っています」 三浦瑠麗が日本に徴兵制を提案する理由 | 文春オンライン

情報源: 「反論や批判を待っています」 三浦瑠麗が日本に徴兵制を提案する理由 | 文春オンライン

僕はもう徴兵されない年齢なので、この議論に加わる資格は無い。この議論は徴兵制が決まったら、実際に徴兵される30歳以下の人たちでするべき。それ以上の年齢の人間は議論する資格がないし、ましてや老人がそれを決めて良い話ではないし、議論をリードするようなことをしてもいけない。

実際に徴兵される年齢の人たちが議論して決めるべきだ。それ以外の年寄りにどうこう言う権利など無い。

もっと早く読んでおけば良かったプログラミング本

There are so many programming books out there, sometimes it’s hard to know what books are best. This book list is a curation of the most valuable books for each major Software category.

情報源: Programming Books You Wish You Read Earlier

元々の情報源: もっと早くに読んでおけばよかったプログラミング本 – YAMDAS現更新履歴

 実際の書籍はそれぞれの情報源を読んでもらうとして、この手の非実装(特定言語・環境に依存しないという点で)なアカデミズム寄りの技術本は、本当に読むのも大変なのだけど、それよりも、まず手に取るまでの壁も高く、財布の壁も正直高い。ただ、私の中途半端なエンジニア人生を振り返ってみても、本当に技術的に苦しいときに自分の身を救ってくれたのは、こういう小難しい本ですし、基礎と入門の違いがわかります。基礎は難しい。

 特に将来に野望を抱く若者には、時間と体力に余裕があるうちに、これらの本に是非チャレンジして欲しい。必ず、躓くときの杖になるし、もしそうなる体験が将来なかったとしたら、その職場は君にとっては簡単すぎるという事だ。

Future Computed:AI とその社会における役割

[ブログ投稿日:2018年1月17日] ブラッドスミス (Brad Smith) プレジデント兼最高法務責任者 ハリー シャム (Harry Shum) Microsoft AI and Research Group 担当 エグゼクティブバイスプレジデント マイクロソフトは新しい電子書籍「Future Computed:AIとその社会における役割」(“The Future Computed: Artificial Intelligence and its role in society”)を公表しました。私たちが前書きを担当し、私たちのチームが執筆に協力しています。タイトルが示すように、本書は、AIテクノロジの方向性、そして、それがもたらす社会的課題についてのマイクロソフトの見解を述べたものです。

個人的レベルで言えば、前書きを担当したことで、過去20年間にテクノロジがどれほど私たちの生活を変えてきたか、そして今後20年間にどのような変化が起こるのかを、一歩離れて熟考する機会が得られました。1998年に私たちは2人ともマイクロソフトに勤務していましたが、勤務地は地球の裏側でした。別の大陸のまったく異なる文化の中で暮らしていましたが、人の手による計画と活動が中心の生活という点では共通でした。それから20年経った今、かつてはSFと考えられていたデジタルの世界が当たり前の存在になっています。

モバイルデバイスやクラウドコンピューティングなどのテクノロジが私たちのニュースの読み方、日々の計画、コミュニケーション、ショッピング、そして、家族、友人、同僚とのやり取りを根本的に変革しました。今から20年後にはこの世界はどのようになっているでしょうか?マイクロソフトは、AIにより、私たちの最も貴重な資源、つまり「時間」を節約しながらより多くのことができるようになると考えています。2038年までには、パーソナルデジタルアシスタントが私たちのニーズを先読みし、スケジュールを管理し、会議の準備をし、日々の計画を助け、コミュニケーションを行い、自動車を運転してくれるようになるでしょう。

個人の生活以外でも、AIはヘルスケア、農業、教育、運輸などの領域でブレークスルーを実現していきます。既に驚くべき事例が存在しています。

しかし、過去20年間においてもそうであったように、新しいテクノロジは必然的に複雑な問題と広範な社会的懸念をもたらします。コンピューターと人間の協力によって生まれる未来を考える上では、これらの課題に正面から対応することが重要です。

AIが責任ある形で作られ、使用されるためにはどうすればよいでしょうか?人々を守るための倫理基準をどのように確立すればよいのでしょうか?AIの利用基準をどう統制すべきでしょうか?そして、AIは雇用と職業にどのような影響を与えるのでしょうか?

これらの難しい質問に答えるために、科学技術者は政府、学術界、企業、市民社会などの利害関係者との連携を強めていく必要があります。マイクロソフトでは、学際的な人工知能の開発と利用の指針として公平性、信頼性、プライバシーと安全性、協調性、透明性、そして、説明責任という6つの倫理基準を定めています。これらの課題をより深く理解するほど、そして、テクノロジの開発者によるこれらの課題対応のベストプラクティスの共有が進むほど、AI統制の社会的ルールが熟考され、世界に対する貢献度は高まるでしょう。

また、AIの労働市場への影響にも注意を払う必要があります。AIによって不要になる職業は何でしょうか?AIはどのような職業を生み出すのでしょうか?250年にわたるテクノロジの変化の中で変わらない要素があるとするならば、それはテクノロジの労働市場への絶え間ない影響、すなわち、新しい職種の誕生、既存職種の消滅、そして、職業の特性の変化です。この影響が今後も続いていくのは確実です。 今、いくつかの重要な事実が明らかになりつつあります。

第一に、AI時代には、AIによる変化を迅速かつ効果的に取り入れた企業や国家が成長するということです。なぜなら、新しい職業や経済成長はテクノロジを採用する者に訪れるからです。

第二に、AIが重要な社会的問題の解決に貢献できる一方で、その未来についてはより批判的な目で見なければならないということです。機会と同様に課題もあります。強固な倫理基準、法律の改正、新たなスキルの訓練、さらには、労働市場の改革などに対応しなければなりません。AIから最大の価値を得るためには、これらの課題すべてに対応する必要があります。

第三に、AIはテクノロジセクターだけで作られるものではないことから、共同責任の意識を持つことが必要とされるということです。マイクロソフトでは、かつてPCをすべての人に提供したのと同様に、AIを民主化しようとしています。つまり、開発者、企業、政府が容易にAIベースのソリューションを構築し、社会に迅速に価値を提供できるようにするためのツールを作成しています。

これらの点は最も重要な結論へと結びつきます。それは、AIによる世界のためのスキルの獲得には、科学、テクノロジ、工学、数学以外の要素も必要ということです。コンピューターがより人間に近くなるにつれ、社会科学や人類学が今まで以上に重要になるでしょう。言語学、文芸、歴史、経済学、倫理、哲学、心理学、人格形成などの科目によって、AIソリューションの開発と管理で重要になる哲学的・倫理的なスキルを教育することができます。AIが人類に最大限貢献できるようにするためには、すべてのエンジニアが一般教養をより深く学び、すべての一般教養学部の学生がより深く工学を学ぶことが必要になります。

私たちには先見の明があるわけではありませんが、私たちが互いの言葉を聞き、学ぶためにより多くの時間を費やさなければならないことは確かです。「計算される未来」がこの対話に貢献できることを願っています。

「Future Computed」はこちらから入手可能です。また、追加の情報はこちらから参照可能です。

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情報源: Future Computed:AI とその社会における役割 – News Center Japan

Memo.

翻訳されたブックレットが公開されています。

https://news.microsoft.com/uploads/2018/01/The-Future-Computed.pdf

追加情報(英語) The Future Computed: Artificial Intelligence and its role in society

VIDEO NEWS– AIは恐れず備えよ 

情報源: VIDEO NEWS– AIは恐れず備えよ –

Twしたことでは有るんだけど、技術者ほど見た方が良いし、子供がいる人にもぜひ見て頂きたい。また、本には書かれていない事も多く、逆に本への理解を増すための補助線にもなっていると思うので、新井紀子氏の本を読まれ方もぜひ。

シリコンバレーの「何が」凄いのか (Leanについて)

スライドと著者の著作を読んでいただくとして、若干個人的なメモ的な意味でスライドの補足を。

日本の創業者経営者が引退し、サラリーマン経営者が経営に付き始めたのがちょうどバブルの前頃で、ジャパンアズナンバーワンなどが出版され、日本の経営に誇りを持って安心していた頃、米国では日本風の経営や仕事の進め方をどう合理的にして取り入れるか研究が始められ、今まで実践されてきました。そのキーワードの一つが”Lean”です。これの元はトヨタの生産管理方式であることなのは事実ですが、特にそれをよく知る日本人がそれにとらわれすぎると判断や理解を誤ります。”Lean”自体はもっと広範で抽象化された概念なので、日本人はまずトヨタ生産方式と”Lean”の結びつきを無視するところから始め、新しい概念として『リーン』を学習していく必要があります。はじめはそれぐらい違う物だと理解してください。

日本の製造業、特に自動車産業は完全に曲がり角に来ていて、欧州勢特にドイツでは産官学が強調して日本の自動車会社を蹴落としに来ています。こうした中、日本の自動車産業が生き残っていくには自分たちが種を蒔いた『リーン』をもう一度逆輸入して種をまき直す必要があるように思えます。また、これは自動車産業に限りません。広く製造業、サービス業、そして行政にも関わってきます。

やはり専用計算機化への流れなんだと思う

6400万のニューロンと同等のニューロシナプティックシステムを搭載:IBMと米空軍が「人間の脳」をヒントにしたAIスパコンを開発へ 「IBM TrueNorth」を使用 – @IT

それ何てSky Chipって話なんですが、ムーアの法則の限界点が現実的に見えてきているので、特定アルゴリズムを実装した半導体開発が必然になってきているのだと思います。ムーアの法則の限界点が現実的に見えてきているということは、見方を変えると計算量的な意味で汎用計算機の限界という事にもなるわけです。

汎用計算機自体無くなるわけでは無いと思いますが、今後限りあるトランジスタ数を有効に活用するため、このように汎用計算機から専用計算機への回帰が行われていくと思います。GoogleのAIチップや、MSのFPGAでの検索エンジン補助や機械学習実行などもその流れです。

参考: 

グーグルがAI向けの半導体を開発した意味 – 竹内研究室の日記

Linuxの背後にある精神

リーナス・トーバルズはテクノロジーを2度変革しました。インターネットを支えるLinuxカーネルで1度、そして世界中の開発者が使うソースコード管理システムのGitによってもう1度。TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソンとのこの珍しいインタビューで、トーバルズは仕事や技術や人生に対する彼独特の考えの元になっている性格的特徴について驚くほどオープンに話しています。トーバルズは言います。「私はビジョナリーではなく、エンジニアです。歩き回って雲ばかり眺めている人々と一緒にいるのはまったく問題ありません。でも私の方は地面を見ていて、目の前にある穴を落っこちる前にどうにかしたいと思っています」

情報源: Linuxの背後にある精神

(2016/05/08 youtubeにアップされた動画を追加)

WIRED(ワイアード)VOL.20

WIREDが判型が変わり、分厚くなって、かつてNTT出版から出ていたInterCommunicationみたいになったなぁと思ったら、デザインや、内容までそんな感じになってきました。まだあそこまでハイブロウでは無いけれど。

特集記事痛いも良いですし、今号はおすすめ。

書評: 駅をデザインする

僕は仕事柄全国を鉄道で旅をしていて思うことがあるが、日本の駅は大抵醜い。東京駅や、新宿駅に見られるようにそもそも構造が人に親切でなく(東京駅などまだ新線増設でさらに駅構造が立体化される!)、それに輪をかけるように不快な空間設計、広告なのか何なのかわからない案内・誘導サインにあふれていて、一体自分がどちらに向かっていって良いかわからない。誰でも大きなターミナル駅で迷った経験の一度や二度あると思うが、それはあなたが悪いわけでも田舎から出てきたお上りさんだからでもなく、駅が悪いのだ。まさしく、列車に乗ってもらうのではなく、乗せてやるという鉄道会社の意識そのものが駅自体に現れている。
そうした酷い駅の中でも感心するような駅が有り、みなとみらい線各駅や、改装後の横浜駅は迷うこともないし、比較的快適だと思っていたら、著者が案内サインや空間設計で関わった案件だった。
本書は、過去の営団地下鉄の案内サインの基本設計(東京メトロになってから醜いけど)やみなとみらい線、つくばエキスプレスで同様の仕事を行い、公共交通機関の案内・誘導サインや空間設計に関わって来た著者による、駅設計への提言を一般向けに記した物だ。
著書の中でも述べられているが、都市のターミナル駅を鉄道会社にのみあるいは会社毎に管理、設計させることに社会的な資本の損失がある。駅周辺の都市再開発が行われることが多いが、駅その物がそこに組み込まれることは先ず無いが、駅そのものの快適さや構造が都市計画自体に組み込まれ、都市と駅での思想が統一されたデザインの上に成り立つことが理想だろう。ダンジョンなどといって面白がっている場合ではないのだ。それは単純にこの国の文化的な後進性の結果でしかない。
今後、高度成長期に建設された様々な公共施設が(それには駅舎も含まれるはずだが)老朽化し、大規模な補修や作り直しが必要となってくる。そうしたときに本書で指摘された視点や考え方が反映され、つまらなくて苦痛な通勤の通過点でなく、この国の文化を表すような空間になってくれれば良いと思う。そうなれば僕くの出張も少しは楽しくなってくるはずだ。