プロジェクトマネージメントを進行中の現代に適応させる。
思っているよりもずっとずっと人生は短い。: ポストモダンプロジェクトマネージメント
ポストモダンという言葉自体は、手垢がついて消費されてしまったように思えるけど、その言葉が持つ精神や雰囲気は、その言葉登場したときより現在の方がしっくりくるような気がする。これは、ポストモダンに世の中が追いついて、ポストモダンがモダンになったからかもしれない。
さて、ポストモダンプロジェクトマネージメントは人間を主眼に置いて、その感情にフォーカスする。作業ではなく感情を管理するのだ。この人間を主眼に置き、感情に訴える部分がポストモダンである故である。
ソフトウェア開発のような属人性が非常に高いプロジェクトの場合には、人間の感情が生産性や品質に直結する。チームのプロジェクトに対する感情を一定の範囲で正方向に維持するための管理は必要だろう。
このポストモダンプロジェクトマネージメントは、多くのアジャイルソフトウェア開発に共通して持つ資質であると思う。ニコニコカレンダーは端的に表しているけど、短いサイクルで仕事を進めることも(飽きさせない)、ペアプログラミングも(一人に背負い込ませない)、このポストモダンプロジェクトマネージメントの実践方法の一つだろう。
そういえば、企業レベルで誠にうまくやっているところが一つ思い浮かんだ。昨日のGoogleの開発プロジェクト管理、開発者の管理はまさにこれじゃないか。
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