Innovative Things: Microsoft Robotics Studio発表(http://mkusunok.spaces.live.com/blog/cns!E2437144BD58B20E!442.entry)より引用
今回発表したRobotics Studioでは,Common Concurrency RuntimeというSOAベースの実行環境と,Distributed System Serviceという分散システムによって,従来のマルチスレッドプログラミングよりも疎結合な並行プログラミング環境を提供します.これはMSR FellowのJim Grayが1990年代後半から「multi-core, many-core時代へ向けてConcurrent Programmingの抽象化,生産性向上が重要になる」と指摘したのを受けて研究の続けられてきた分散環境です.まだプロトタイプ段階ですが,ロボット制御,ロボット群制御に留まらず,センサー・ネットワークやRFIDなど,大量のイベントがリアルタイムに発生する大規模分散システムに応用できる可能性のある技術です.
MS RoboticsがJim Gray博士の影響を受けコンカレントプログラミングの実証として側面もあることがわかります。
これ以外にもMS Roboticsがロボット界での(黎明期のPCにおける)MS Basicになれるかどうかと言うのも一つの側面なんですが。
#Jim Gray博士がまだ発見されません。心配です。
(本記事Mixi Microsoft Robotics Studioコミュへの投稿を転載)
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