北極の氷が溶けても海面上昇しないのか?

Technobahn ニュース : 温暖化が進行する地球
まぁ、たまにはエコロジーの話でも。
よく温暖化によって、北極の氷が溶けて海面上昇、それへの反論としてコップの中の水と氷の話が持ち出されますが、どっちにしても頭のいい議論じゃないなと言うのが感想です。
北極と言っても海に浮かんでいる氷だけが溶けているのではなく、北極圏の陸地に存在する氷河や、凍土もとけていて、それらの海への流入量も馬鹿になりませんし、北極圏や南極圏の海と陸地にあった氷は地球の空気のラジエターの役割もしてたわけで、氷の現象は二次的な効果ももたらします。
また、北極と同じように南極圏でも氷が溶けていて、北極と違い、南極は大陸なので、北極よりも陸地の上にある氷がより多く溶けているのであり、海面上昇に対する影響はより直接的です。ということで、北極の氷面積がどうだろうと温暖化で海面上昇というのは事実です。
ということで、あんまり頭の悪い議論を鵜呑みにしないで、中学校の理科と地理の知識で想像がつく範囲だと思うので、自分の頭で考えてほしいと思う今日この頃です。
当然僕のこの記事も頭の悪い議論の一つでしかありません。

5 thoughts on “北極の氷が溶けても海面上昇しないのか?”

  1. 昨日、日本近海での海面温度上昇が世界平均の約1.5倍のペースで進んでいると言う調査結果が発表されてた。
    頭の悪い・・・頭の痛い問題だ。

  2. 北極が2~3度暖かくなって氷が溶けても海水面は上昇しない、というのは理科の実験レベルのお話。
    南極が2~3度暖かくなっても、南極は氷点下ですから、暖かくなったところから今までよりも多くの水蒸気を巻き上げて氷点下の部分に氷として退席することになり、溶ける氷より新たにできる氷の量が上回るから海水面は上昇しない。
    というのがIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)での結果です。
    環境省がIPCCの報告書を邦訳する時に間違った解釈をして情報を流したからこうなっています。(はしょったからかも知れませんが)
    ただしこれは氷が溶けるとか溶けないとかの話で、温暖化によって海水そのものの体積が膨張して海水面が上昇する、ということは正しいと思います。
    簡単に言うと、温暖化によって極地の氷が溶けるから海水面が上昇するのではなくて、海水そのものが膨張するから海水面が上昇する、ということです。

  3. あの、質問なんですが、北極の氷が溶けて海面上昇しなくても、溶けた部分は海水がむきだしになりますよね。
    そしたら温暖化による海水の熱膨張などで海面が上昇するから結果的には、海面が上昇するんじゃないでしょうか?

  4. 「北極海の氷がとけても海面は上昇しない。」これは勘違いではないでしょうか?「コップに真水を入れ氷を浮かべて、氷がとけても水があふれない。」ということはわかるのですが、コップに密度の大きい塩水を入れ、氷を浮かべた場合、氷は真水に浮かべたときよりたくさん浮かされています。(水面上にたくさん出されています。)この氷がとけると、その分だけ水面が上がるのは明らかです。どなたか、塩水に浮かべた氷で実験やった方はいませんか?

  5. 北極”地域”の氷床や永久凍土の融解はもちろん海面上昇に寄与するでしょう。でも、北極”海”の氷が融けても別に大丈夫だと思ってる人も多いようです。海面がむき出しになるとアルベド(反射能)が下がって地球温暖化に拍車をかけるような気がするのですがどうでしょうか。たしかに気温の上昇は南極の氷床を発達させますが、アルベドは氷の体積ではなく面積に関係があるので、南極の氷がかなり横長に伸びない限り、地球全体のアルベドは低下すると思います。それによって気温が上がれば、山岳氷河が融けて海に流れ込んだりすると思うのです。海水の塩分濃度低下も馬鹿にできないと思いますし…。

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