携帯電話の機能が向こう側に行く

ZDNet Japan Blog – 現場からの「協働革新」:携帯電話の機能と電子ブロック
携帯電話の機能自体が向こう側に行く時代になりつつあるなぁと思う。
たとえばAU(KDDI)とGoogleとの包括的な提携で、AUのサービスとしてGMailが使われだしているけど、常時無線通信が使える携帯電話でそもそもメールを自分の携帯電話に置いておく必要は全くないはずである。音楽データもキャッシュとしてのローカルストレージは必要かもしれないけれど、基本的に手元に置いておく必要はない。配信側に購入記録を残して、いつでもその曲はストリーミングとしてダウンロードできるようにしてもいいし、Mapsterのように定額聞き放題でも構わない。写真も撮ったとたんに中央のサーバー蓄積され、そのサイトから閲覧できたり、印刷のサービスに回せたりすればいいはずだ。
テレビもIPで流す覚悟さえコンテンツ提供側ができれば、何の技術的な障害もないはずである。
そして、これらのことはもう少しだけ通信速度が上がれば、ユーザーのストレスはほとんどなしに実現できるはずだ。すでに料金体系もデータ通信は定額になっている。
今携帯にはみんなたくさんの容量を持ったストレージを入れているけど、もうあと少しでだれもそんなことしなくなるんじゃないだろうか。携帯電話機はBrewやJavaの実行環境としてのみ存在して、ユーザーが必要なプレーヤーを落として(当然な予め入っていてもいい)好き勝手にサービスを使う時代になるんじゃないだろうか。
またハードウェア的にもARMコアをもったシステムLSIでハードウェアを作っていく携帯電話機メーカーがほとんどなんだし、もっといえば、ほとんどはTIのシステムLSIで何を入れるか入れないか(たとえばMPEGデコーダを入れるか入れないか)の味付けをして携帯電話を作っているのに過ぎない。
ようは携帯電話機自体が今のPCのように共通部品化されて、ただのアプリケーションプラットフォームになる時代が来ているような気がする。そしてその時に携帯の「機能」の大半は向こう側で準備されているのだと思う。

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