書評:なぜプログラミングができないのか

コンピュータソフトウェアのプログラミングとは、現実に存在する「もの・こと」目的(望むべき結果)に合わせて、抽象化し、プログラミングコードとして表現していくこと(抽象化のプロセス)なんだけど、そのためのプロセスをちゃんと説明したプログラミング、プログラミング言語の入門書は皆無と言っていい。有名なプログラミング言語の入門書とされているC言語のK&R本、C++プライマーといった本でも、それぞれの言語仕様を説明するのみで、どうやってプログラムを作っていいかは説明してくれない。この点が僕がこれらの本を入門書として位置づけないし、プログラミング初学者にも勧めない理由だし、したり顔で学生捕まえてK&R本読めなんて言う人間を見るとこいつわかってないと思う。
だいたいにおいて、プログラミングの質問でわからないという質問を受けた場合(初学者だけじゃないよ)、そのわからない原因はこの抽象化のプロセスをちゃんと踏んでいないため(理解していないために)に、へんてこなロジックになっていたり、適切なテクノロジーが選択できなかったりする場合がほとんどだと思う。

この本ではこの抽象化のプロセスを変数、代入と演算、条件分岐~配列、クラスという順番で段階的に説明していき、読者が抽象化プロセスの考え方を段階的にを学び身につけることが出来るようにしている。これは今まであまり類を見ない画期的なプログラム入門書であり、企業内での研修、学校での教科書として使用してほしい本だと思う。

2 thoughts on “書評:なぜプログラミングができないのか”

  1. こういう本が求められていますね.
    どういう人がこれを教科書に解説をすると楽しいのかな。
    SQL Server 2000 運用管理を 4日間コースで、しゃべったばかり…
    — なお、K&R は、読んでいません.
    — 翻訳されて無かったし.

  2. K&R石田翻訳もありませんでしたか。。
    ということで、このVB/C#が無いと大変だなぁと思ってます。。

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