書評:時間はどこで生まれるのか

特に日本では哲学と科学を無為に分けて扱う傾向があるが、元々これらには区別はなく、お互いに影響し合ってきた。過去の例を見れば優れた科学者は優れた哲学者であり、逆もまた然りである。

筆者は本書の中で時間とは何かという時間論を論じていく中で、再びこれらの融合をはかっているようにも見える。結論はこれから手に取る方に申し訳ないので書かないが、時間とは一般的な感覚で言うところのおよそ科学的ではない物なのだ。(少なくとも物理学的ではない)

それには時間を感じる私とは何であるかという、哲学上の古く、そして永遠のテーマについても向き合わなくてはならない。

まぁ、私の考えはおいておくとして、本書は時間に対して考えるきっかけとしては大変優れた本であると思います。筆者が書いているようにこれが呼び水となり、時間に対する論説が活発になることを願います。

まぁ、その議論には僕の頭はついて行けないんだろうけどね。

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