空白を埋める方法

若者のテレビ離れは怖くない・テレビ復活のカギは高齢者 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

ジン、テレビ、社会的余剰

すでに昼間の時間帯に流れるテレビCMを見れば、テレビが高齢者のものなのは一目瞭然だ。流れるのは老人でも入れる健康保険、健康器具を売る通信販売、健康食品の通信販売、アンチエイジングを売りにする基礎化粧品のこれまた通信販売、そして金貸し。

かつてこの時間帯に多かった、ニューファミリー向けの家庭雑貨のCMは減ってしまっている。「主婦」の存在を前提としたニューファミリーなど存在しないことを表しているのだろうし、その時間帯にテレビを見ていた層は、家庭があったにしても外で働いているので、その時間にテレビなど見てられないと言うことだろう。

それでも余暇という空白はあるのだけど、その空白を埋めるものがもうテレビではなくなっている。そしてその一部はその余暇を「生産」に当てている。まだ、本格的生産ではなく、ただ受容した映像にタイミング良くコメントをつけたり、再編集したり、今まではただ読んでいた新聞に対して積極的な意見をつけているだけかもしれないが、それでもただ受容するのではなく、「生産」している。

テレビのようなマスメディアが完全に死滅することはおそらく無いのだろうが、その役割は一方的に彼らの生産物を我々に受容させるためのものではなく、「生産」するための「資材」を供給することに役割を変えていくのだろう。

人間が自ら能動的に何かを行うことで喜びを得る性質を持っている以上、この空白は「生産」に当てられる。

(最近いろいろ引っかかっていたので吐き出す。)

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