世界に必要なコンピュータはわずか5台,サービスモデル変革に対応できるか:ITpro
これからはアプリケーションの作成方法が全く変わる時が来るその前夜ぐらいに今いる気がしてならない。
これから本当に難しくて厄介で、しかしお金になる部分は、莫大な投資を継続できる一握りの会社に集荷やされていくのではないかと思う。そして、その上で僕らは日銭を稼ぐようになるのではないだろうか。
たとえばいま日本でもほかの国でも中小企業用が頑張って自社でサーバーを持ってそれなりの基幹業務アプリケーションを動かしている。こういった「えんたーぷらいず」なアプリケーションとそのシステムを中小企業自らが維持・管理する必然性が本来あるだろうか。今までは嫌でもそうするしかなかった。しかし、GoogleやMSやAmazonが一定の金額で一定のサービスレベルを保証してくれ、今までのそれを自分で持つことによるコストよりも低いコストでそれらの外に置くことができれば、自分で持つ必要はない。
いま、GoogleやMicrosoft, Amazonがやっていることの過程ではこういう、サーバーが向こう側行く現象が日常的起きていくはずfだ。現状でもExchange Serverだとか、中小企業向け会計ソフトといった独立性の高い、言い方を変えればパッケージアプリケーションからあまりカスタマイズして使わないようなソフトウェアのホスティングはかなり進んできていると思うが、これからはそういったものではなくて、ゴリゴリカスタマイズされて作られた企業向けの「えんたーぷらいず」アプリケーションが、こういった企業が提供するある種無尽蔵な計算能力(の一部)を使って提供されることになるだろう。そのほうがスケールアップする際のコストも漸増的できるはずだし、日常的な管理においても余計な手間とコストを省けるため、利用者側にもメリットがあるはずだ。
したがって、ある程度の規模以上のシステム構築でなければ、そして、それを所有できる企業規模でなければ、自社で「エンタープライズシステム」を構築して、それを所有するということにはならないはずだ。
したがって、今後「エンタープライズ」という言葉の定義が、今より、より明確に先鋭的になっていくだろう。少なくとも数千万円ぐらいの規模で「エンタープライズ」と呼ばれっることはなくなるんじゃないのか。
また、当然それにかかわる人間も少数で先鋭的になっていくはずだ。
そのとき、そうでない僕らは、今以上にMSやGoogleの手のひらでせいぜい日銭を稼ぐ存在でしかなくなる。
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