Afghanistan, July, 2010 – The Big Picture – Boston.com
アフガニスタンでは機密文書がリークされた中、米英の増援を加え過去最高15万の兵力がアフガニスタンに展開され、カンダハルでの作戦がより本格化します。
タリバンはカンダハルではまるで毛沢東の軍隊の様に、米軍・ISAFの大きいな部隊が侵攻するとその地域がいなくなり、その後米軍・ISAFの大きな舞台が引き、小部隊やアフガニスタン政府軍による支配に移った地域(特に地方の自治体や小村落で)では再びタリバンが現れその地域の支配を回復し米軍・ISAFに対する攻撃を始めます。これではまるでかつての中国戦線の日本軍やアフガニスタンに侵攻したソ連軍そのままです。(ゲリラ戦とはこういったものでしょう。)ISAFや現アフガニスタン政府は結局点と線のみを支配しているだけで、彼らが望む面での支配ができていません。
問題は決定的にISAF, アフガニスタン政府側で「信頼ができる」兵力が足りていないため、恒常的に面で兵直を展開できないことと、機密文書にあった様にパキスタンを上手くコントロールできていないために、パキスタンのアフガニスタン国境付近が上手にタリバンの避難先、兵力を含んだ兵站拠点となっている事だと思います。
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