ぱっと思いついた。
深夜だけ世界中のDCを使い回すという構想は基本的に可能だろうが、その場合日米、欧米のデジタル回線はとんでもなく太いが、実は他はそれほどでない(欧日でさえね)という現実にぶち当たりうまくいかない気がする。まぁ需要地とDCを置く場所の話でビジネス的には大丈夫なのかもしれないけど。
しかもこの話には続きがあり、この記事ではさらに驚くべき考えが紹介されています。それは「月を追いかける(follow the moon)データセンター」というコンセプトです。
夜間は外気温も低く、また電気料金も安くなっています。そこで、世界中のデータセンターのうち、夜になっている地域のデータセンターだけを稼働させれば、低い外気温を活用でき、しかも夜間の安い電気料金を利用できます。これはクラウド技術者のあいだで議論されている構想ですが、グローバルにデータセンターを展開し、その負荷をダイナミックに切り替えられるグーグルであればそれを実現可能かもしれない、とこの記事「Google’s Chiller-less Data Center 」では解説されています。
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