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日本の新聞とは自ら第四の権力と言ってしまう集団だ。

 新聞とは報道機関ではなく権力装置であると中の人は考えているらしい – アンカテ

彼らの考える「報道機関のあり方」と私が思うそれは一致しないだろうとは思ってましたが、そういうレベルの問題ではなく、彼らにとっては「報道機関としての正しさ」みたいなことは最初から眼中にないようです。

彼らにとって、毎日新聞とは何よりも権力装置であり、「不祥事」とは権力を争う戦争であり、頭を下げるのは戦争の中での戦略的撤退にしか過ぎない、ということみたいです。

日本の現マスコミ、特に新聞は第4の権力と自ら言ってはばからないし、ずっとそう言い続けてきたので、この考え方は少しナイーブすぎるんじゃないだろか。

また日本の新聞は米・英のようなジェントリー・エスタブリッシュメント向けの新聞高級紙、労働者階級向けの大衆紙が明確に分離しなかったし、その販売方法もあって、常に大衆紙的な立ち位置にいるので、扇情的に常の敵を探し求める傾向が強いと思う。

従って、日本の新聞にある意味冷静で建設的な政策提言や、客観的な何かを求めても仕方がない気がする。

自分の立場で今の日本を冷静に見たいときには、自分の立ち位置を考えて海外紙を読むしかないという、なんかもうあきらめてますよ。

コメント

  1. 工藤@静岡 より:

    紙媒体なんて、とっくに死んでいるのでは?

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