エコノミストの記事。ここまではっきりとテロを前にして「市民的自由」を守るためには多くの犠牲が必要だとはっきり言い切る記事が有るだろうか。少なくとも我が国のマスコミには書けまい。
Civil liberties under threat | The real price of freedom | Economist.com
Irresponsible Rumors 2007年後半
日本でのほほんとしていると、テロへの戦いを名目に「市民的自由」がいかに損なわれてきているかははっきりとは解らない。しかし、アメリカでは無制限に通信の盗聴が行われ、裁判所礼状無しに市民の個人情報が集められ、どこかに疑わしい物がいないか常に「データマイニング」されている。これは冷戦前の東ドイツで、今の北朝鮮で行われていることと何が違うのだろう。そうされていることで、今日私やあなたは生き残っているのかもしれないが、それはテロへの勝利なんだろうか。
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