日本学術会議のこと – tanukinohirune

日本に限ったことではありませんが、現代世界の政治的指導者の多くは、あるべき国家についての明確なビジョンを持っていません。興味がないのです。彼らに興味があるのは自己の政権の維持です。そのためには何でもします。だから保守だとか左翼だとか、イデオロギー的な装いは全部ダミーであって、そのレベルでいくら攻撃しても彼らは無傷です。理念を持たないのですからね。彼らは「悪人」ですらありません。国民を貧困に陥れようとか、文化を思うままに支配しようとか思っていない。そんなこと、どうでもいいのですね。彼らの政策を説明するためにしばしば参照される「新自由主義」という言葉は、「主義」とあるからまるで一つの政治理念のように聞こえますが、実は「理念の徹底的排除」という意味なんです。理念が消滅した後に残るのは、目的合理的な行動の最適化だけです。

情報源: 日本学術会議のこと – tanukinohirune

存在の耐えられない軽さ。日米ともあまり変わらない。欧州、特に北欧と仏独はなんとか踏ん張っているように思う。