「オブジェクト指向・システム開発」カテゴリーアーカイブ

開発者には管理者の技術も必要

開発者にも管理者のスキルが求められる? – エバンジェライズ日和 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
上のリンク先で、安藤さんはVSTSに絡めて書かれていますが、開発者が管理者の技術も必要であるのは間違いないです。理由は三つ。
作ったシステムを運用するのは誰ですか?
ユースケース分析時に管理者がいることを忘れていませんか?
管理ツールは使いやすいですか?設定の保存と変更点の確認は容易ですか?
管理者の視点に立ったシステム設計・構築もシステムユーザーに対するのと同様に重要なステークスホルダーであるので、良い設計・良いコード、良い製品を作るには管理者の視線が必要と言うのが理由の一点目。
作る以上はシステム構築をしてテストをしなければならないのですが、特に統合テストにおいてテスト環境をできるだけ実運用に近い形で構築する必要があるし、社内ののネットワークやドメイン環境との折り合いも付けなくちゃいけない。これに必要なスキルは管理者のものと同じと言うのが理由の2点目。
OSやRDBMS、ミドルウェアははただのAPIの集まりではない。より良いコードを書くためにはプラットフォームに対する深い知識いや「愛」が必要だが、そのためには管理者としての視線でそれらを見ることももちろん必要であるというのが理由の3点目。

JUDE使ってみようかな

議事録をマインドマップで – An Agile Way [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
僕のUMLの使い方って言うのは完全にスケッチャとしての使い方なので、清書が必要な場合にはVisioを使っています。(ステンシルはVisioのじゃないです。)
ですので、UMLモデリングツールに求めるのは、軽快さと使いやすさとある程度の(UML文法的なところで)いい加減さです。
ですので、Roseみたいな重量級ツールはあこがれる部分もありますが、本来必要ありません。
Judeは以前からコミュニティ版を試用しているのですが、Javaアプリなので、ちょっと非力なマシンだとどうしても動作がかったるいことや、コミュニティ版だとWord等への貼り付けがビットマップになってしまいどうしても絵として汚くなってしまう点で、メインで使うツールとはなっていませんでした。
ただ今度のマインドマップとの連係機能が今非常に魅力的で、再び使ってみようかなと思います。

言葉というUI

「サービス」という言葉のオーバーロードぷりについて – 栗原潔のテクノロジー時評Ver2 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
リンク先にもあるように「サービス」と言う言葉はそれを話す・聞く人の立場によってその意味が大きく異なってしまう。
このような例はここそこにいっぱいあるし、一つのシステム開発プロジェクトの現場でも、ステークスホルダ間で「言葉」の定義が異なってしまっていたため、ユーザーやあるステークスホルダーにとって十分な満足が得られなかったり、ユーザーが望んでいたものとは全く違い作り直しが発生したりする。このため、僕らはSRSなどに用語集を付け、せめてプロジェクトのステークスホルダ間では「言葉」の統一を図ろうとしたりする。
このように何気なく使っている言葉も実際には様々な意味を持つ場合があって、これはソフトウェアシステムのユーザーインターフェイスにも影響する。フォーム上に置かれたボタンのラベル文字から持つ印象というのはユーザー毎実に様々で、時として設計者とは全く別の意味としてユーザーがとらえていることもある。
普段何気なくボタンのラベル名称を決めていることがあるかもしれないけど、実際にはシステムのユーザーインターフェイス上に存在する言葉の持つイメージはアイコンのグラフィック以上の影響力を持つので、十分注意して考えた方が良い。これはボタンだけでなくメニューの名称も同じだ。
開発者自身のイメージから付けた言葉ではなく、ユーザーが普段業務で使用する言葉をユーザーインターフェイスに使っていくなどの工夫が必要だ。
また、判断が難しいときにはMS Officeのような大きなシェアを持つソフトウェアから言葉を借りてしまうの手だ。こうすることでユーザーがある程度その機能を想像してくれると、ぼくらは期待できる。
とにかく、ユーザーと言葉を合わせることがまずは大事だ。そして同じ言葉を使ってユーザーインターフェイスを設計しよう。

ライセンス

チョコ3箱買うと4箱目無料 from Oracle – 栗原潔のテクノロジー時評Ver2 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
エンタープライズアプリケーションのライセンスはアクセスユーザー数、プロセッサライセンスとなって主流になっているけど、おそらく今後エンタープライズアプリケーションは仮想化された環境で動作するので、プロセッサライセンス自体が成り立たなくなってしまうので、
順次サブスクリプションモデルに移行していくのだろうな。そのときもユーザー毎、あるいはボックス毎の課金に移行していくのだろう。もしくは、IBMがメインフレームで使用しているようなメーター制がオープンシステムでも採用されるかもしれない。
一方コンシューマ向けアプリケーションもサブスクリプションモデルが採用されていくと思う。現実的にAntivirusソフトウェアは毎年バージョンアップし、旧バージョンのパッチ適応権(?)の更新料金との差額を考えると、そもそもパッケージで売る必要なんて無くて、全部年間サブスクリプションモデルにして、毎年更新でも良いんじゃないかともう。セキュリティに関するこういったサービスはパターン・パッチ更新をスムーズに進めるためにもサブスクリプションモデルの方が優れている。
ブロードバンドの進展で大きなデータをネットワーク越しで入手するコストは下がってきているので、ソフトウェアライセンスのサブスクリプション化を推し進めると思う。

「形を持つ人が、形を破るのが型破り。形がないのに破れば形無し。」
仕事力(朝日新聞社)中村勘三郎 おさまってたまるか」 page 236

無着成恭師の言葉だそうである。
武道での守破離の考え方とも相通じると思う。
まず形を覚える。とにかく形を忠実に守る。そしてそれを破って自分自身の形を作るため試行錯誤する。そして自らを形から離す(離れられる)。
自分は型破りなのか、形無しなのか。
ソフトウェア開発における形とは何であるのか。
アーキテクトとしての形は何であるのか。
まず、形の追求から始めなくては。

JCE 1.2.1 に付けられた電子証明書の有効期限が7月28日に失効

「7月28日以降,一部のソフトウエア製品が正常に動作しなくなる」――IPAなどが警告 : IT Pro ニュース
JCE 1.2.1につけいられた電子証明書の有効期限が7月28日以降有効期限が失効してしまい、一部機能が使用できなくなるようだ。
もし各位制作したソフトウェアでこのコンポーネントのを使用しているようであれば対応が必要だろう。
またこの記事中セキュリティホールという書かれ方がしているが、それは間違いだと思う。
もっともコンポーネントがコンポーネントだからって言うのはあるんだけど。
IPAによる発表:
JCE 1.2.1 の証明書期限切れに関する注意喚起

カカクコム

【緊急インタビュー】SQLインジェクション攻撃に気づかない企業は山のようにある : IT Pro ニュース
SQLインジェクションだったようですね。
結局のところ日常的な監視しか手はないか。
基本的にはコードレベルでの対策はもちろん、RDBMS側でリソース毎にちゃんと権限を割り付けるだとかと言った対策も必要でしょう。けちって必要な数だけのRDBMSクライアントライセンスを用意せずに
ビルトインの管理者アカウントでアプリケーション作ったり、セキュリティ的には問題が出そうなフリーのRDBMS使うのはまずいんだろうな。

実行可能な知識とソフトウェア 最終回

実行可能な知識とソフトウェア(12) アーキテクト再考
今回が最終回。
知識表現としてのソフトウェア。
ソフトウェアアーキテクチャとは世界観だと思う。アーキテクトがその対象の中に見る世界観。その世界観を共有し、伝達するには何が必要なのだろう。また共有されるべき世界観を構築するためには何が必要だろう。
マインドマップ、コンセプトマップ、偏愛マップ、DSLと方法はあるんだけれども完璧なものはないだろうし、最終的には言語が表現の壁になってしまう。
この他者に自己を理解させるという、有史以来の難題を僕らは抱えたままだ。
筆者の山田氏も答えを出していてくれてはいない。
でも僕らは別の方法を再生産し、また性懲りもなく、他者に理解させようとソフトウェアをつかって試みるに決まっているのだけれど。