Binary Hacksに期待

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奴らの下をいけということで昨年末に行われたBinary 2.0イベントを受けての、抽象度が低いレベルでのソフトウェア開発について扱うBinary Hacksという本がいよいよオライリージャパンから出版されるようだ。(翻訳本ではない)

まだ目次が公開されていないので、詳しい本の内容はわからないが、おそらくGCC / GDB / GASMによる開発、特にGDBを使った本当にプロセッサに近いレベルでのデバッグ技法や、デバッガを使ったメモリ上への直接的なコード注入といった本当のコードハックを扱った内容になるものと勝手に期待している。

最近は仮想マシン上の実行環境くらいならともかく、XAML、Ajaxやサービス統合だ、ガジェット、マッシュアップだと歯の浮くような抽象度の高いレベルでの開発の話題ばかりだけど、それらも最終的にはマイクロプロセッサで実行される以上、最終的には何らかの形で機械語に翻訳され、マイクロプロセッサのアーキテクチャに合わせて実行されるわけだ。したがって、この低レベルで何が行われているか、何が出来るかを知ることは、プログラマ万人にとって絶対必要な内容のはずである。(だいたいそれがわからずして、スレッドや参照など理解できるかっ!)

それに何時までも他人が作ったフレームワークや、実行環境の上でプログラムを書いていて幸せですか?楽しいですか?その上で動くのではなく動かす方を作ってみたいと思いませんか?
あきらめるな、今君が20代前半ならまだ間に合うから、実行環境を作る側に回ろうと考えよ。

それをするためには、この本に書かれるであろう(抽象度における)低レベルでの開発知識と経験が必要になる。この本が抽象度は低いが高い技量と、知識が必要となる低レベル開発の入り口となってくれることを期待してやまない。

と書いてはいるけど、僕自身がGDBでのデバッグなんてしないよな。Linuxがメインの環境じゃないからね。それよりもWindowsのデバッガの解説本をどなたか書いていただけないものだろうか。Dr.ワトソンが書き出すアプリケーションエラー時のミニダンプをデバッガで解析できるだけでも、わけのわからない突発的なエラーが、特定箇所の問題になるという事実をもっとWindows開発者の皆さんにもわかってほしいな。.NETであろうと、何であれ、不具合解決の入り口はやはり低レベルにあるんだ。

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