簡単にまとめると以下のようになります。
- Windows 10では日本語版以外のWindowsには日本語補助フォントをはじめとする、各国語向け補助フォントがインストールされなくなった。Windows Updateサイトからインストールする方法に変更。これはWindows 10 Mobileなどと共通プラットフォーム化するためにWindows 10のフットプリント(初期インストールサイズ)を小さくするため。
- 日本語補助フォントとは日本語の表示に必要なMSゴシック、メイリオと言ったシステム用意されている日本語フォントのこと。
- 日本語版以外のWindows 10で日本語補助フォントをインストールするにはインターネット接続環境であることが前提となり、Settings – System – Apps & features – Manage optional features の Add a featureで日本語補助フォントをインストールする。
- 日本語補助フォントがインストールされていない状態では、ロケールの設定を変更したり、日本語の言語パックをインストールしても、日本語として正しい漢字が表示されない事がある。
- Blog記事では言及されていないが、日本語版Windowsでハングルや中国語(簡字,繁字)などの日本語同様に補助フォントのある各国語を表示させたい場合でも同様だと考えられる。
参考:日本語版Windows 10で表示される各国語補助フォントのイメージ
感想
オフラインで、英語版Windowsに日本語補助フォントをインストールする方法がないと仕事で詰みます。Vistaでとりあえずシステムの各国語版フォントが全部入るようになったので安心していたら、何も言わずにこうしますか。
インストールされないのは仕方がないので、以前のWindowsのようにせめてインストールメディア等からオフラインで必要な各国語補助フォントをインストール出来るようにして欲しいところです。