現状のIoTに付いての私見をTwで呟いたのでまとめておきます。
IoTなんてただのバズワードです。話す人間のコンテキストによって内容がこれほど違うバズワードも珍しいけど。まずIoTときいたら、おまえのIoTはどのIoTだと、コンテキストの推測から始める必要があります。
— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
その2
計装制御機器メーカーの人間が話すとそれは大体DCSやPLCといっていたものとほぼ同義です。最近はエッジデバイスやクラウドサービスまで含むようになりました。私は個々の人間に属します。— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
その3
デジタルデバイスやチップメーカの人たちでこれはセンサーデバイスや、低電力Bluetooth、ZigBeeなどの話になって、それがIoTという事になります。— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
その4
個人的に一番たちが悪いと思っている人たちで、単純にIoTと言えば金が引き出せるとカンチガイしている人たちです。この人たちの言っている事は従来の受託開発システムの延長でしか有りません。— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
その5
余っている3G回線を売りたい人たち。個人的には大体この5カテゴリーぐらいに"IoT"のコンテキストが分かれていると考えているので、まず話す相手の所属からコンテキストを推測して話を聞く事が大事です。
以上IoTに関する現場からの報告でした。— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
後補足しておくと、ラズパイでIoTとか言っている人たちはフィールドの現実が全くわかっていないので、サクッと無視しておく事をおすすめします。
— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 17, 2018
まぁIoTでなにが難しいって基本的に今までうりっぱだった白物家電みたいな製品でどう日々のサービスコストをまかなうのかって言うビジネスモデルの構築やどう顧客にそれを納得させてサービス料を払わせるかってところで、実際のところ技術的な課題はそれよりも小さい。
— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 18, 2018
GoogleやAmazonの音声アシスタント製品に有料の音楽サブスクリプションサービスが付いてくるのは偶然じゃないのよ。
— Tadahiro Ishisaka🖖 (@ishisaka) April 18, 2018
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