サン、Javaのオープンソース化計画を拡大 – CNET Japan
年内を目処にコンパイラのJavacとJava HotSpot Virtual Machineをオープンソースとし、来年を目処にライブラリを含めオープンソース化する。
ただし、ライブラリにはSUNがライセンスを保持していない物もあるため一部はライブラリとしての提供になる。
ライセンスの形態に関してはまだ決定されていない。
サン・マイクロシステムズは単独でJavaを維持できる体力・政治力が無くなったんだろうか。しかしこれで、何が標準かという物差しの維持をコミュニティが担わなければならないので、これを引き受けるコミュニティは大変だと思うな。(Javaはいかなる国際的な標準化団体の標準化プロセスの認証もうけていないので、スタンダードの物差しは事実上サンマイクロシステムズが提供するJava SEだ。)業界内での対立の調停を含む、仕様合意プロセスの維持、それと並行した開発の維持、当然それを支えるための収入の確保もしなくちゃいけない。これらがうまくできなければ分裂し、複数のバージョンのJava VMが出来ることになってしまうだろう。
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