Microsoftは独占企業か

Hori’s Weblog: Microsoftは独占企業?
マイクロソフトは未だに独占企業か?- /.J
http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/01/04/0248229
/.Jのたれ込み自身には過小評価もあるし、過大評価もあると思う。ただ忘れてはならないのは、マイクロソフトの銀行口座には、数年間収入が無くても従業員を食わせていけるほどの現金があり、基礎開発に多額の投資をし、今なを優秀な人材の雇用を増やしている。つまり、やろうと思えば既存のビジネスを失っても大規模な方向転換をすることが技術的にも、経済的にも可能であり、それがこういった巨大企業の強みだ。かつてオープンシステムが登場し、IBMが無くなると言われたにもかかわらず、今なおエクセレントカンパニーとしてIBMが存在しているのも同じような理由だ。IBMは計算機のハードウェアメーカーとしてはシェアを落としたが、統合的な情報サービス企業として見事のその体質を切り替えた。たぶん残念ながらこのようなことはサンマイクロシステムズには不可能だし、それより規模の小さいLinuxディストリビューターにも無理だろう。
マイクロソフトがデスクトップの独占的な支配を「自ら」放棄する可能性はあるが、Linuxデストリビューターがそれに変わることはあるまい。当分の間デスクトップ上の独占的地位は変わらないように思う。そういう意味ではマイクロソフトは独占企業だ。ただ常に他者から挑戦を受け、行政や消費者団体の監視を受け、訴訟を起こされるという危うい独占だ。かつての独占企業のような安定的な地位ではないだろう。

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