場所:新宿 マイクロソフト(株)セミナールーム
時間:18時30分から20時
講師:玉木栄三郎殿(イーキャッシュ株式会社)
講義の概要
- .NET FrameworkとSSCLI, ECMA/JIS CLI企画書の関係
- CLIを開発するためのSSCLIの読み方
- 結局.NET/CLIとはなんであるか
- Brew上でのCLI実装
講義の感想・印象に残ったこと
- Java VM→マシン自体を忠実に仮想化していくアーキテクチャ
CLI→コンパイラの拡張 - JIT(Just In Time compiler)でMSILをネイティブコードにコンパイルしていくことがCLIの本質
- CLIの実行環境を仮想化するPLA(Platform Adaption Layer)はWin32APIのエミュレータ
したがってCLIのポーティングとはポーティング先でWin32APIのエミュレータを作っていくこと - CLIの中で本質的にプラットフォーム依存なのはPLAとJIT。
以上の点は強く印象に残った。
90分という時間もあるので、実装していく上での事細かな点までは踏め込めなかったのは残念だが、それを差し引いても東京まで出てきて聞くだけの価値はある講義だったと思う。
Brew上のCLI実装に関しては来春にでもCodeplexでSSLのもと公開する予定があるとのことなので楽しみ。
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