情報源: Introducing the Python Language Server – Python at Microsoft
Visual StudioのPythonのインテリセンスエンジンは今までVSのみを対象として作られてきましたが、インテリセンスに必要な部分をエンジン化し、切り出して独立して提供することになったようです。まずはVisual Studio Code向けのPython拡張の一部として提供され、その後今後数ヶ月のうちに他のエディタやIDEでも使用できる形で独立したエンジンとして提供されることになるようです。このエンジンはVS CodeのC#で使われているエンジンと同様Language Server Protocolを実装します。出来ることは以下になります。
- コードを入力する段階での構文チェック
- モジュールが見つからない場合の警告
- 型付きファイルを使用してモジュールの補完が不足している箇所を埋める
- ワークスペース全体のアナライズの改善と補間の提供
- カレントファイルのみならず、ワークスペース全体に対するシンタックスエラーの検出
- より速い始動時間
- より速いインポート
- 多くの言語構成要素の処理の改善
Python in Visual Studio Codeの7月リリースでこのエンジンを有効にする場合、以下のように設定します。
"python.jediEnabled": false
詳細は↑情報源に加え、以下もご覧ください。
Python in Visual Studio Code – June & July 2018 Release – Python at Microsoft