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SQL Server 2014にNorthwindデータベースをインストールする

古い人なので、Northwindデータベースが欲しくなりますが、さすがに今公開されている物は、SQL Server 2000向けのサンプルデータベースなので、一工夫必要です。

まずは以下からNorthwindとPub両方のインストーラーをダウンロードします。

Download Northwind and pubs Sample Databases for SQL Server 2000 from Official Microsoft Download Center

ダウンロードしたら、ダブルクリックで実行します。

実行されるとファイルがC:\SQL Server 2000 Sample Databasesに展開されます。このディレクトリにあるmdfファイルをアタッチしたいところですが、ファイル形式が古すぎてアタッチできません。

SQL Server Management Studioを起動して、Northwindデータベースを追加したいSQL Serverのインスタンスに接続します。

接続後、先ほどのディレクトリにあるinstnwnd.sqlを開きます。

これも、内容的に古いところがありますし、日本語のロケールを標準にしている場合、このままだとエラーが多数出てしまうので、3カ所ほど修正します。

instnwnd.sqlの19行付近、EXCUTEでCREATE DATABASE文を実行している箇所で、以下のようにCREAT DATABASEでコレーションとしてLatain1を指定するように修正します。


EXECUTE (N'CREATE DATABASE Northwind
  ON PRIMARY (NAME = N''Northwind'', FILENAME = N''' + @device_directory + N'northwnd.mdf'')
  LOG ON (NAME = N''Northwind_log'',  FILENAME = N''' + @device_directory + N'northwnd.ldf'')
  COLLATE Latin1_General_100_CI_AS')
go

同じく24行目付近のexec sp_dboptionを実行している2行はコメントアウトします。


--exec sp_dboption 'Northwind','trunc. log on chkpt.','true'
--exec sp_dboption 'Northwind','select into/bulkcopy','true'
GO

以上変更したら、保存し、実行します。

これでNorthwindのデータベースが追加されます。

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