SQL Server Hosting Toolkitは、SQL Serverの機能をホスティング業者がサービスとして提供し、それを利用者が使用できるようにするためのプロジェクトです。
Toolkit自体は二つのパートからできていて、一つはDatabase Publishing Wizardといって、ホスティング利用者がサービス側のSQL Serverにデータベースを登録したり、削除した入りするためのツールで、もう一つが、Database Publishing Services というASP.NETベースのSQL Serverをホスティングするためのサービスです。
これによって、ホスティング利用者は自信で制作したデータベースを自分で容易にホストさせることができますし、ホスティング業者にとっては顧客に対してよりよい利便を提供することができると思います。
コメント
いつも、参考になる内容が多いので
拝見させていただいております。
これは結構気になりますね。
MSのサーバソフトやOracleをホスティングをする際に、
サービス提供者が気になる点は
SPLAやASPライセンスですね。
これがWindowsやOracleのホスティングサービスを
検討しても結構ネックになっているように思います。
日本であまり増えないのは、パッチ適用の運用も大変なのもありますが。
ちなみにホスティング業者によっては
・アウトソーシング型
・WindowsServer、SQLServer、Oracleは
お客様ライセンス購入でそれ以外をホスティング提供
という感じが多いみたいです。
いつも見てくださってありがとう。
ライセンスのお話ですが、マイクロソフトにはWindows ServerやSQL Serverを対象とした、ホスティング業者のようなサービスプロバイダ向けのライセンスプランがあって、サービスプロバイダがそれほど大きな初期投資をせずに、利用ユーザー数の増減にあわせて、ライセンスフィーが変化するライセンスプランがあります。
サービスプロバイダ ライセンス アグリーメント: The Service Provider License Agreement (SPLA)
ここをホストしているcerviでもこのライセンスを使用しているようです。
SPLAですが、私の会社でUnix(Solaris、Linux)のホスティングを提供していることもあり、以前から検討していたのですが、本格的なWindowsでのホスティングをするとなると
運用作業、ライセンス管理等で結構な作業量になり、
・WindowsServer、SQLServer、Oracleは
お客様ライセンス購入でそれ以外をホスティング提供
でお客様単位で対応しているのが実態です。
私の会社では暫定対応みたいな方法ですが、
Windowsサーバを積極的に対応するかどうかも、
個々の会社の方針としてあるそうです。