VBは初心者向け、C#は中級者向けという感じで色分けされそうにある昨今ですが、ちょっと懸念しています。
.NET以前のVBからそうだと思うのですが、VBは必ずしも初学者用の言語だとは思いません。VBは初学者に対しての敷居を下げるよりも、不必要な部分を隠蔽してコード生産性を上げるのがこの言語の特徴で、これは必ずしも初心者向けの仕様・方向性ではないと思います。以前にも書きましたが、このようなVBの仕様・方向性はプログラミングを生業としない人への配慮だと思っています。悪い書き方をすればやっつけ仕事を許容するのがVBだと思います。もちろんいろいろのことに配慮してちゃんとしたものも作れます。作れないと頭から思っているC/CPPのプログラマの人もいますが、そうではありません。(出来ないことも確かにあります)
そういう点では、手を抜きすぎてしまえる所があるので、VBは必ずしも初学者向けの言語ではないのかもしれませんね。プログラミングの基礎というか計算機を使用すると言うことの基礎をしっかり身につけるという点ではVBは向いていないのかもしれません。
結局初学者にとっては、どのような言語を使っても難しいものなのですが、基礎を身につけるという点ではC#やCPPの方がよいのかもしれませんよ。
もっとももうこれは指導する側や、初学者自身の目的/目標によっても変わると思いますが。
#まぁ今更アセンブラからやれとも言えませんしね。
コメント
別の面ではProfessional向けとDeveloper向けですね。
できる限りC#, VB, C++と平等に取り上げたいなと思います。
MVP for C#なのに(^^;;
個人的にはMVP for .Netだと思っていますから。
結局プログラミングの難しいところというのは、言語云々よりも基礎的な部分の知識や経験の方が大きいと思っています。そういう点ではどの言語も一緒なのですが、初学者に対する筋の善し悪しってやっぱりあると思うんですよ。
そしてVBはあまり筋がよい方じゃないかなぁと。
だからってEmacs + GCCじゃエディタの使い方でみんな挫折しちゃうんですけどね。(W