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Web 2.0で思ったこと

胴元と賭場。
現状のWeb2.0は複数の胴元が開いた賭場の上で勝負師が勝負に出ている図式のように思える。
かつてのゲームで大金をせしめ胴元となったAmazonやGoogleらは次々と新しいゲームを開発し、賭場に提供している。一方その賭場に集う勝負師たちはそのゲームを分析し、そのゲームでの勝ち方、あるいは複数ゲームの組み合わせでの勝利を目指しているわけだが、現状は胴元の慎重な采配により大勝ちできず、小金を稼がせてもらっているだけだ。まだ、胴元を脅かすような勝負師は登場していなくて、賭場が荒れている状態ではない。
Web 2.0が新た起業を生んで、ビジネス的に大きく発展していくのであれば、これら振興の胴元を脅かすような、新しい勝負師が登場してからだろうと思う。そして、その勝負師が胴元となり新たな賭場が出来ていく。
そういえば、何でもかつて大変な賑わいを見せた賭場の胴元であるマイクロソフトが新たな勝負師をこの賭場に送り込むどころか、その賭場で新たに他の胴元のゲームに似たゲームを提供するらしいが、客は集まるんだろうか。よく見たらおなじみさんばかりになっていそうだが、それでは失敗だろう。もっとも、他に十分上がりの良い賭場を持つマイクロソフトだから、ゲームの設定をちょちょっと変えて、お客の台の回転を上げることぐらいたやすく、お客を集めることは出来るかもしれない。

コメント

  1. 河端善博 より:

    いやはや、ほんとに、難しい。
    本当にどこで、だれが儲けているのか、考えながら、チャンスをものにしていこう。と思いつつ。

  2. 管理人 より:

    WEB2.0の今のルールは胴元が必ず勝つルールになっていると思います。魅惑的なデータを持ち、それを適切なインターフェイスとして公開するというゲーム(ここで言うゲームはアプリケーション)を賭場に提供する胴元たちが、自由にそのゲームのルール(つまりインターフェイス仕様)を決めていて、勝負師たる、個人や小企業、ベンチャーたちがそれに一喜一憂しながら賭場に金や自分の人生をかけつつも小銭を手にしているという感じに見えます。(記事のおさらい。。)
    そして今のNETがWEB2.0と言う視点で見たときに賭場である以上胴元にならない限り大成功はないだろうなと言うのが今の僕の考えです。
    まぁ渋く、パチプロや真剣師を目指す道もあるわけですが、大きくなると言ってもそこには限界があるなと。

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