この10年でPCで変わったことは何だろう

この10年でPCによって出来ることは基本的に変わっていない。

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基本的に扱えるデータの品質は向上したけど、やれることは実質変わっていない。

Windows VistaやMac OS Xにしてもウインドウシステムのデスクトップは綺麗になったが、それが劇的なUIの変化かのように言われても、とても賛成できない。ウインドウが3Dで斜めに表示されて切り替えられようが、デスクトップが立方体になり回転してユーザーアカウントが切り替えられようが、ウインドウシステムあるいはGUIと呼ばれる物の根本的なところでの変化や革新は行われていない。これはあらゆるアプリケーションについても同じ事が言え、扱うデータののデータ量は爆発的に増え、再生の品質は上がり、それらに対する作業時間や作業のステップは減少したけど、それに対して出来る作業の内容はあまり変わっていない。

PCにある種の停滞感があるのは、この変化のなさである。80年代に僕らがPCに対して持っていたこの箱で何かが変わるかも、いや、変えられるかもしれないという可能性がもはや今のPCには感じられない。

次のブレークスルーを起こす物は何だろう。携帯電話だろうか(でもこれももう魅力がない)、ネットワークでつながれた個人向けの工作機械だろうか、ナノテクノロジーを利用したサイバネティックなインターフェイスだろうか。

2 thoughts on “この10年でPCで変わったことは何だろう”

  1. PCの旬な時期も短くなってきていますが、それよりも実際に動作できる時間は体感的に短くなってきていますね。
    HDDもカタログスペック上のMTBFは延びているはずなのに、昔より短い時間で壊れるし、マザー等の基幹部品の故障も多いように思います。

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