それでもあえてWeb Serviceだと書いてみる

やっぱり WS-* はアホなんやな 菊池Blog
WS-*の持つ問題点等も解るのですが、ドメインを共有する複数のステークスホルダー間で合意されているシステム間連携に使用する共通インターフェイス(OPC)のありがたみを重々骨身にしみている身としてはそれでもあえてWeb Serviceだと書いてみる。
共通インターフェイス仕様の策定などと言う一種政治的な妥協が必要な場所で採用する技術は「標準化」されていることが何よりも大事であり、アーキテクチャ的に美しいかどうか、技術的に正しいかどうかは正直どうでも良い。それよりも「言葉」や「技術」に対してステークスホルダ間で「標準化」による共通認識を持つ方が遙かに大事だし、有用度の高い「共通インターフェイス」を作るためにはそういった「標準化」された技術の上にインターフェイスを構築する方が望ましい。そしてその「標準化」はステークスホルダの中でも影響力の強い者により指示されていなくてはならない。
何よりも先ずシステム間が繋がることが大事。
結局の所、Web技術を使って共通インターフェイスを作ろうとした場合の「標準」となり得るのは現在の所WS-*もしくはOASYS標準といったSOAPベースの標準しか存在しないのだ。それよりも技術的な美しさやギークなこだわりで技術が標準化されない方が問題なんだ。
技術的に美しくても繋がらなければ意味がない。
だから、それでもWeb Serviceでなくてはならない。

3 thoughts on “それでもあえてWeb Serviceだと書いてみる”

  1. 私は、システム間を接続するにはSOAPを使うと思いますが、Webサービスとして公開するにはRESTを使うと思う。
    「繋ぐ」のを目的として使うのか、「勝手に繋がって好きにしてって公開する」のは全くベクトルが違います。
    MSのメッセージはいかにも後者のような印象を与えますが、実装してきている技術は前者のものです。
    この違いが純粋にXML Web Serviceな分野の人に「ちがうものだろ!」って言われる理由だと思います。
    私は繋ぐという目的で色々と検討をした結果でSOAPを使うのは否定しません。

  2. REST 陣営の主張は「Web 技術を使った共通インターフェースの標準」= unified interface (現行の Web なら HTTP)となるのではないでしょうか。
    問題はその共通インターフェースの適用ドメインが HTTP のようにグローバルに統一なのか、それとも適度な大きさのアプリケーションドメインごとに新たな個別の「共通インターフェース」を作るのか、だと思います。
    「何よりも先ずシステム間が繋がることが大事。」同感です。

  3. HTTP, XML 1.0, SSL…みな標準化されてますね。これらの技術を使えば「繋がる」ことは自明といっていいでしょうし。
    「影響力の強い者により指示されていなくてはならない。」支持の変換ミスと思いますが、実は指示とすることに重要な意味がありそうです。RosettaNetはIntelが採用したからドミノ倒しのように普及したとか。同じように、プレイヤーの中で強いものが弱いものに指示することで成立するのがWS-*による標準化のような気がします(ここのところ根拠なし)。

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