スキルセットのバランススコアシート

IT技術者としてどう勉強していくかと言うことを考えるときに、どのような学習計画、戦略を立てるかという点が大きいと思う。出版される本を闇雲に読んで行くのも良いかもしれないが、限られた時間を効率よく使って行くには、戦略とそれを実行する計画立案が必要だと思う。
そこで、先ず自分が何を学習するべきかを考えて戦略を立てなくてはいけないのだけど、それを考える際に使えるかもしれないと、5分でメモ書きしたのが下の図だ。
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先ず自分が今持っているスキルセットのポートフォリオを左のシーズ欄に書き込んで行く、次に(雇用)マーケットのニーズ、自分所属する会社や、今関わっているプロジェクトのニーズを書き込む。
そしてシーズと二ーズを見比べて右側にあって、左側にないのがあなたにとっての負債となる。そして、この負債となった物をどう資産として左側に入れていくかがあなたにとっての学習戦略/計画になるはず。
また、この図の肝はスキルを「ガイネン」と「ジッソウ」に分けていることと、ニーズを「マーケット」と「会社/プロジェクト」に分けている点。
まず「ジッソウ」と「ガイネン」だけど、これは前に豆蔵萩本氏が今は無きネクストエンジニアという雑誌にオブジェクト指向言語の学習方法という記事の中で、技術者のスキルをこのような分け方をしているのでそれにならった。「ガイネン」とは例えばクラス/継承と言ったガイネンに対する知識、「ジッソウ」とはそれらを例えばC#でインプリメントするために必要な技術知識を指す。例えばおおざっぱに「オブジェクト指向」「C#」という分け方でも良いと思う。
次に「マーケット」と「会社・プロジェクト」を分けたのは、これは技術者個人の価値をどのように考えるかという点で分けている。目先の仕事をこなしていけばいいのであれば会社/プロジェクトのニーズだけを考えればよいが、その場合大抵ニーズが限定されてしまうので、技術者個人の商品価値も自ずと限定された物になってしまう。これではまずい。会社がつぶれたらそれまでだ。従って、学習計画/戦略を考える場合にはマーケットのニーズについても常に考慮に入れる必要がある。また、このマーケットのニーズも短期と中長期に分けて、どのような技術にニーズがあるのか考えてみると良いと思う。
そしてもう一つ大事なこととして、この図は定期的アップデートしていくことで、四半期や、1ヶ月後と、会社の決算等のタイミングに合わせて見直していくと良いと思う。特にマーケットニーズは移り変わりが早いかもしれないので、場合によっては早急な戦略の見直しが必要になる場合もあるし。
#とは書いているその当人だが、いつまでたっても右側に書かれた「英語」が負債のままなのである。

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