バザールで開発すると言うこと

情報源: (1) 植山 類 – 仕事を説明するときに「Googleで仕事をしているけどオープンソースなのでGoogleのプロダクトを作っているわけではな…

Googleでリンカを開発されている植山類氏がFacebookで自分の仕事の進め方について書かれているのだけど、内容がバザール戦略の実践紹介になっていて面白い。

参照: 伽藍とバザール

一方伽藍の戦略をとってこのツールチェインを開発していたのがマイクロソフトだったり、かつてのサンマイクロシステムズだったり、DECだったりするが、今でも維持しているのはマイクロソフトぐらいだ。そのマイクロソフトにしても今ではC#/VBのコンパイラ、ランタイムはOSSとなり、今のところC++のツールチェインは維持をしていても、Visual StudioではWindows以外のプラットフォームに向けてはOSSのツールチェインをそのまま採用している。理由は簡単で、ツールチェインは巨大すぎてMSでさえ自分たちで維持するのは大変だし、がんばったところで自分たちにもメリットが少ない。これは別にC/C++のツールチェインに限らない。こういった企業によるバザール戦略の選択はフリーソフト的な理想とは他のところにある戦略選択の話だ。

One thought on “バザールで開発すると言うこと”

  1. DECのC/C++/Fortranのツールチェインは部分的にインテルに引き継がれている。以前はプラットフォームメーカー自らツールチェインを構築しないとだれもプログラムを書いてくれなかったのだけど、今では誰かが作ったものに対応用の差分付け足すだけで済むので、OSやプロセッサベンダにとっては良い時代だ。(蛇足)

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