一眉一笑

一眉一笑。
NHKへの圧力問題のニュースを見ていてこの言葉を思い出した。一眉一笑とはその帝王のような人間の立場にとって、一つの眉の動き、小さなほほえみでも周囲に大きな影響を持ってしまうと言うこと示している中国の帝王学から出た言葉である。転じて、力のある人間のそれほど意識していない何気ない所作や、発言から周囲が過剰反応を起こしてしまう事を示す場合もある。
今回に関して言えば、話した本人たちにとっては何気ない「公正を求める」というクレームのつもりだったのかもしれないが、それを聞いた側は話した人間の立場から思い計りすぎたのだろう。
これには二つの問題がある。
中川氏や安部氏が自分の立場を考えずに(考えて?)番組内容に対してNHKに話をしたこと。立場を考えれば本来話をするべきではない。自分の立場とその影響力を考えるべきだ。彼らの立場ではどんな些細なことでも免許制の下にある団体にとっては圧力と取られてもおかしくないからだ。(ある意味、話をするのは彼らの商売かもしれないが。)
もう一つはNHKがそのお話に対して、過剰反応をしている事である。これは公共放送として正しい立場かと言えばそうではないだろう。これではその程度の「圧力」に屈しなければならないぐらい疚しいことがあるとしか世間からは思われないし、実際そうなのだろう。
なんかもういかにもありそうな話で、笑ってしまって、受信料は払わず、自民党には投票しない事を固く誓うのみだ。

4 thoughts on “一眉一笑”

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