書評:モダン・コンピューティングの歴史

ポール E.セルージ
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今ある技術を理解し、その技術の方向性や将来性を確認するために技術史を学ぶことの重要性は、ドラッカ著書を引用するまでもなく非常に重要である。ある日突然何もないところからイノベーションは起こらない、実際のイノベーションはそのセンセーショナルな印象とは違い実際には何らかの技術の流れの中で技術が積み重なって出てきたものであり、その新技術の重要性、将来性を理解するためにはそれが何をルーツにするのか、そのことからどのような将来性があるのか複合的に考える必要がある。この技術の連環はクラウドコンピューティングとはいえ例外ではない。

そういった点で、今まで特定の人物、会社に絞った伝記はあっても、書籍として計算機の技術史を全般にわたってディテールを確保しながら網羅しようという試みは少なくそれに成功した本書は、技術を学びそれを職とする者にとって極めて重要な1冊だ。

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