書評 : 2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書 708)

佐々木 俊尚
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新聞・テレビと言ったマスコミが終わりだという話は多くの人間が言うが、それが担ってきた権力監視や、世論形成について何が担うのか、どのような担い手が現れるかについてまで論じたものは少なく、本書の結論は貴重。

ただ真剣な調査報道は報道をする側はもちろん、それを受け取る側にも根気強さが必要だが、その根気強さを今、今後の我々が持てるかどうかだろう。その根気強さを今のこの国の住人が持っているかいささか不安だ。アメリカで起こりつつあるような試みがこの国で成功するかは疑問があり、軽い絶望感を味わった。

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