東証のシステムダウン原因はオペミス。そうですか。

東証ダウンの原因はオペミス – 栗原潔のテクノロジー時評Ver2 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
原因はシステム構築側の富士通から、運用側の東証コンピュータシステムズへの作業指示書に間違いがあったと言うことらしいのですが、これは一方的に富士通を攻められるのかと言えば、そうでないと思います。
問題はここです。(上のブログから引用)

ここで、ちょっと気になるのは東証の運用体制で、ひょっとして運用に変更があった時はテストしないでぶっつけということなんでしょうか?要するに今回に限らず運用手順書に記載漏れがあったらかなりリスキーということですね。問題の根はそこにありそうな気がします。

おそらくベンダーから納入された状態のまま確認もしてないし、ベンダー側も作業指示書での試験をしてないと言う結果です。ベンダー側の責任ももちろんありますが、受け入れ側の仕事もお粗末だとしか言いようがありません。これは普段僕ら仕事させてもらっている公共事業者の各ご担当との間ではあり得ないことです。

2ちゃんねる情報(とは言え、いかにも内部情報通の人が書いている感じ)なんですが、欧米の証券取引所では本番と同等構成のシステムがテスト用に用意されておりいつでも並行テストできるようになっているそうです(信頼できるソースがないか調査中)。

試験環境はすごく大事ですね。複雑なシステムになるほど実記と同等の環境でのテストが欠かせませんし、運用に近い状態のテストも必要ですね。設備自体をどちらが持つかというのは難しい問題ですが、東証であれば、他取引所のシステム運用も担っているわけで、東証はただのユーザーではなく、サービスベンダーでもあるわけ(当然各証券会社に対してもそうですね)ですから、東証側で持っても良いのではないかと思います。
と言うよりもいかに東証が業者丸投げで、自分のところで責任を持っていないかと言うことでしょう。ベンダを訴訟している場合ではないと思うのですがね。

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