オブジェクト指向は最近もなんか議論になっているけど、とりあえず読むと良いかなーと言う本をまとめておきます。
オブジェクト指向、特にオブジェクト指向プログラミングに関しては本当に”Don’t think, feel.”なんで、書いているうちに体で気づくしかないものではあるのだけど、まぁそれもあんまりなので、読んどいた良い本はあります。古い本もあります。
最近10年ぶりに第3版が出ました。とりあえず何か一冊読むのであればこれです。オブジェクト指向プログラミング以外のオブジェクト指向分析・設計まで少し踏み込んでいるので、オブジェクト指向の擁護になれるためにも良いでしょう。
第一特集のオブジェクト指向プログラミングの記事が秀逸でした。おじさん達も頭の中をアップデートしておくために読んでおいた方が良いです。
いざ、オブジェクト指向を始めるのは良いのですが、身近に良いメンターがいないと必ず間違えます。その良いメンターの代わりのするのがこの本です。古い本で、中古しかないようですが、周りに良いメンターがいないばあいや、独学で学習を進めている方は入手して見てはいかがでしょうか。
UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)
マーチン・ファウラー (著), 羽生田 栄一 (翻訳)
価格: 2,640円
翔泳社; 第3版 (2005/6/16)
今あまりUMLは重要視されていませんが、じゃコードで直接説明できない場合に、クラス(オブジェクト)とその関係をどの様に説明するかと言ったときには、UMLは今でも唯一の選択肢です。この本はUMLだけではなく、オブジェクト指向でのモデリングについても学習できるので、読むと良いでしょう。これも今となっては大分古くなったので、説明されているUMLのバージョンも古いものになっていますが、基本的に今でも問題ありません。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
Dustin Boswell (著), Trevor Foucher (著), 須藤 功平 (解説), 角 征典 (翻訳)
価格: 2,640円
オライリージャパン; 初版八刷 (2012/6/23)
内容はオブジェクト指向に限りませんが、これはぜひ読んでおきましょう。
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