QCon Tokyo 2016の基調講演「ポストムーア法則時代のコンピューティング」の講演スライドです。 https://t.co/hNe8c1ft8u #qcontokyo
— ICHIRO SATOH (@ichiro_satoh) October 25, 2016
ハーブ シャッターが「フリーランチは無い」と言ってからもはや数年、半導体の発熱問題は、コアのクロックを上げられないだけでなく、いよいよコア数の増加も頭打ちになりそうになってきました。半導体のプロセスルールはまだ微細化する余地はありそうなのですが、CPUコア数を増やすと発熱問題が出るため、クロックを下げるか、コアを増やさず、余ったトランジスタを別の用途に使うかという選択になっています。
そのような中でソフトウェアエンジニアがこれからどの様な姿や姿勢が求められるかという講演のスライドで、先日行われたQConの基調講演内容になります。
最近の人工知能ブームやビッグデータブームもそうですが、計算機単独の能力向上が余り望めないなか、処理が要求されるデータと計算量は増えるばかりなので、プロセッサ内での分散、ノード間の分散、データーセンター間の分散と様々な形で並列、並行処理が求められていくので、ソフトウェアシステム側の重要性がよりまして、それを作る僕たちはとても大変ですという事ですよ。
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