と言っても、ソース一式公開されて、自分でビルドできるわけではない。
Releasing the Source Code for the .NET Framework Libraries – ScottGu’s Blog
イメージ的には、今までMFCやATLできたことと同じで、ステップ実行等によるバッグ中に自動的にライブラリのソースコードにジャンプする機能である。しかもソースコードはローカルにキャッシュはされる物の、ローカルに一式あらかじめインストールされるわけではないので、基本的にオンライン時にしか使用できない。(ATLの時のように中をじっくり読み込んでいくことはできないわけだ。)
これが使用できるのはVS 2008からとなる。
またライセンスもMS-RLであり、参照のみ可能で自分で改変できるわけではない。
今回形式でのソースコード公開は重要で、有用な物だとは思うが、制限付きで、その制限が現在の諸状況に置いては重い気がする。特にOSSのプロジェクト、たとえばmonoのソースコードをコミットする立場の人は、MS-RLによる公開なので見ないようにしておいた方が良いだろう。
追記 その他関連Blog:
Dan Fernandez’s Blog : .NET Framework Source Code Libraries now available
http://blogs.msdn.com/danielfe/archive/2007/10/03/net-framework-source-code-libraries-now-available.aspx
Microsoft Opens up the .NET Class Libraries Source Code – Miguel de Icaza
http://tirania.org/blog/archive/2007/Oct-03.html
追記2
なんか結局ローカルに落として確認できるようになるようですね。とりあえず良かった。
コメント